名言

「どん底に耐えられれば、裸になることができる。私は、新日本プロレス  を旗上げした時、一軒一軒キップを売って歩いた。理想のプロレスをつく  りあげるために、なにふりかまわず頭を下げた。十年近くたっても、私は  それをやった。ちょうどブッチャーの移籍のころだった。ここ一番で興業を成功させね  ばならない時にストにぶつかり、大幅なキャンセルが出た。私は自分に言  いきかせた。日ごろ、裸になれといっているが、今、お前はできるか?私はやった」(アントニオ猪木著「苦しみの中から立ち上がれ」より)