未分類

指で考える習慣

頭のなかで考えるのではなく、紙に向かって鉛筆を構えて考えよう。几帳面な文字で書く必要などない。文字どおり、「書き殴る」ことを通して、やがては指に頭脳がある如く、勝手にペンが動き出す。私はそうした習慣づくりの大切さを全国各地でお話ししてきている。

そんな折、PHP社から『書きながら考えるとうまくいく!』(マークリービー著)という本が出た。やや冗長的な感のする内容だが、書くことを習慣にしておられない方には好著だろう。

同著によれば、

・・・すばらしいアイディアを引き出すためには、何が必要なのだろうか。
それは書くことである。具体的に言うと、「プライベート・ライティング」と呼ばれるテクニックが必要なのである。自分のプライベートライティングは、他の誰にも見せないことが不可欠だ。
・・・
として、6つの秘訣を紹介している。

第一の秘訣・・自分の冴えない考えや下手な書き方を許容すること
第二の秘訣・・手が動かせるかぎり速く書き続けること
第三の秘訣・・決めた期間、ある問題について精力的に取り組んでから、他の事柄に移ること
第四の秘訣・・「台所語」で自分の真に偽りのない考えを引き出すこ
第五の秘訣・・自分の思考を通常の限界以上に延長させること
第六の秘訣・・度々、焦点を変えてみること

※『書きながら考えるとうまくいく!』(19ページより)

そういえば、会議やミーティングの進行上手な人は黒板をうまく使う。出された意見を書き出し、それを整理することで、出席者の気持ちや考えの焦点を絞っていくのが上手い。

このノウハウは会議だけのものではないはず。自問自答しつつ行う、「一人会議」のホワイトボードは、紙と鉛筆だ。

人によっては、「イメージマップ」を一件一枚で書いている。また、「マンダラート」を使っている人もいる。道具は千差万別だが、共通点は“指で考える”ことなのだ。

マンダート http://www.mandal-art.com/