ウィークリー雑感

ウィークリー雑感

・・・毎年金曜日は各種の雑感やお知らせをお届けしています。

告発するというマインド

昨夜の教育テレビ、「ETV2002・・なぜ企業不祥事が起きるのか」は面白かった。住専の中坊公平さんが出ておられ、示唆に富んだ意見が出ました。私が個人的に一番驚いたのは、今年の雪印や日本ハム、東京電力やダスキンなどの不祥事はいずれもが内部告発であるという事実です。かつては、告発というと裏切りとか怪文書というネガティブなイメージを発信者も受信者も持っていました。しかしネット時代が加速するにつれ、少数意見でも聞く耳を持つという、新たな風習が生まれて来つつある点に着目したいのです。

トップが「現場でそんなことが起きていたなんて知らなかった」というような会社では問題があるということです。秘密警察を作るとか、密告を歓迎するという暗い対策ではなく、積極的に現場情報を収集する仕組みや姿勢を見せることが大切なのです。

中坊さんがうまい表現で言いました。「企業には動脈と静脈がいる。それは別々の血管でなければならない。」

トップダウンとボトムアップは同じ血管ではダメなのです。

青反転の謎

メールを受信したときにURLが青く反転する場合と、しない場合があるのは気づいていましたが、その原因がやっとわかりました。マイクロソフト製のアウトルックエキスプレス6のように、URLの前に半角スペースを入れないと反転しないソフトがあるそうです。また、反転してもクリックに反応しないケースがあるのも、スペースの有無が影響しているようです。

例としてこんな感じ 今すぐ→http://www.e-comon.co.jp/
今すぐ→ http://www.e-comon.co.jp/

あなたのメールソフトは、両方クリックできますか?それとも片方?

情報提供者の「あきばれネット」吉本さん、ありがとう。
http://www.akibare.net/pr_hpcheck_01.asp

モエルさんの広告効果表示に対してクレーム2件到着

ご忠告いただきました。要約すると次のようになります。

「縦長スクロール問題」や「AIDMA(アイドマ)の法則」で株式会社モエルさんの広告反応数が異常に多く報告されていたのは、本文中でコメントしたからであって、一般の広告だったらクリックしていなかった。メルマガ広告の効果を過大にみせるのはいかがなものか。

少しだけ的を射ておられるご意見です。たしかに一回の広告で400近いクリックは見事な成功例ですが、空前の成功というわけでもないのです。一般的な広告で同等の反応を集めるケースは多数あります。決してレアケースではないので実数をご報告した次第です。過大ではない、と申し上げておきます。

モエルさん http://www.694-12.com/moel.dassyutu1213.htm

「がんばれ社長!」来年の活動 その2

個人的な話ではありますが、来年の「年間活動目標その1」を12/13号でお届けしました。要約するとこうなります。

メルマガ品質向上・・メールマガジン「がんばれ社長!」の品質が、私の生命線です。

広告部門・・今年、月商150万体制になりましたが、来年はそれを拡充させます。

出版部門・・来年は本を3冊書きます。うち1冊はすでに明日香出版さんから4月に出す予定で話を進めています。

さあ、今日は「来年の活動その2」です。

通販部門・・書籍、冊子、CDなどのネット販売部門を軌道に乗せます。第一弾として12月から、『経営の教科書』サイン本などの通販を始めました。

セミナー部門・・内容面と形式面それぞれで斬新な企画があります。基本姿勢としては、「同じ場所で同じことは決してやらない」ということです。新春1月は長州非凡会(18日)で始動。1月下旬は京都にて、ご当地ならではのイベントを開催します。盟友との共同セミナーも複数の開催案があります。

フィジカル部門・・適正体重、体脂肪からみるとまだ問題があります。もう一段、絞り込みます。いつも最高のパフォーマンスができるような生活管理、自己管理を心がけます。

研究開発部門・・読書、セミナー受講、視察旅行などの予定と目標をそれぞれ決めました。私の本業は経営です。マネジメントやマーケティング、人事や組織、事業計画などについて、最先端の知識をわかりやすい現場用語を使って普及していくのが仕事です。活動のすべてのアウトプットを支えるのは、この研究開発なので、木こりが刃を研ぐように、「がんばれ社長!」も自己の刃を磨きます。

その他部門・・2002年は東京にシフトした一年でしたが、来年は更にそれが加速して、月の半分以上は東京になるかもしれません。また、12月に入り「e-comonサイトリニューアルプロジェクト」を発足しました。2月にはもっと使いやすい見やすいホームページが誕生します。

冒頭の「今日の言葉」でアインシュタインさんが言っているように、成功する人間・企業になろうとせず、価値ある人間・企業でありたいと思います。

さあ、あなたは来年どんな方針をお持ちでしょうか?