未分類

主題一つの原理

「すでにメルマガが雑誌を超えたと思います。」と玉木さんは語る。

『広告費ゼロで売上を倍増させるPR術』で一躍ベストセラー作家となった玉木さんだが、誠実な人柄は昔のままでうれしい。ここは渋谷道玄坂にあるロイヤルホスト。11/21(木)、名古屋に向かう前にランチをご一緒し、企業のマーケティングについて語り合った。

「ビジネス週刊誌の発行部数が、だいたい5~10万部程度。ビジネス系のメルマガはそこまでの部数にはいたってないものの、媒体影響力という面をみると、すでに週刊誌以上の存在でしょうね。ましてや毎日配信で読者何万人という単位ともなると、その影響力ははかり知れない。」と玉木さん。

私も同じ意見だ。なにしろ2クリックするだけで購買決定が下せる媒体はメルマガだけにしかないものだ。ネットとの親和性が高い商材を扱う企業では、最強のメディアがメルマガだろう。

また、作者と読者との信頼関係という面からもほかの媒体とは比べものにならない影響力をもち、すでにそれに気づいた一部の大企業もメルマガ広告に乗りだした。それほどのメディアに育ってきたし、今後も伸びる分野に違いない。問題なのは、どのようにしたらメルマガの勝ち組になれるか、だ。

その詳細は、12/6(金)の「メルマガ一万人突破セミナー」で語ることになるのだが、一点だけ予告しておこう。

それは「主題一つの原理」というものだ。

主題が何なのかがわかるマガジンであること。何をやろうとしているマガジンなのかがわかりやすくメッセージ化されている必要があるのだ。

「がんばれ社長!」の場合は、タイトルそのものが主題でありメッセージだ。「がんばれ社長!」という主題を実現するために欠かせない要素として、

・内容にパッションがあること
・日刊であること
・午前中に配信されること(もしくは決まった時間に配信されること)
・広告があること(広告自体もコンテンツと呼べるような広告主ばかりであること

などが副次要素として必要になる。

さらに「主題一つの原理」は、原稿を作るときにも大切だ。メルマガ戦争の勝ち組になるためには、冗長な内容や文章では、読者がつき合ってはくれない。今日のマガジンで何を言いたいのかをはっきりさせよう。いろいろな思いを同日号に盛り込んではならない。

・このマガジンの主題は何か
・今日の原稿の主題は何か

を絶えず自問自答しながら発行しよう。

玉木さんの講演会(12/3)
http://www.tatujin-e.com/bussines/syouyosan/pr.htm
玉木さんの本 『全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798102032/