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体力とモティベーション

早くも全日本の次期監督が決まろうとしているが、Wカップが終わってまだ8日。何かと話題の多かった今大会のなかで、とりわけ韓国がベスト4にまで進出したことに驚きを感じつつ、一つの公式を編み出した。
それは、勝敗を公式にしたもので、

勝敗=(技能+経験)×運×体力×モティベーション

という単純なものだが、どうだろうか。

そういえば、昨日から始まった相撲も似ている。相撲の場合は、昔から「心・技・体」だといわれる。さきの私の公式と異なるのは、「運」があるかないかだけだ。

さて、今回のサッカー大会でとくに目についたのは、「体力」と「モティベーション」の重要性についてである。韓国がイタリアやスペイン相手にみせたあの驚異的体力は何だったのか。

初のアジア大会。ヨーロッパからみれば時差が大きく、湿気も高い。そうしたハンデはあったかも知れない。審判の不審な判定も影響したかも知れない。だが、明らかに後半戦や延長戦での試合内容は韓国が勝っていた。韓国の躍進は、体力とモティベーションが技能や経験と同等に重要な意味をもつことを証明したと言えよう。この教訓は、経営にも使えるのだろうか?

高いモティベーションを生み出すものは、

1.勝ちたいという情熱
2.サッカーが大好きで、世界の前で目立ちたいという欲求
3.生活環境・練習環境の良さで表れるここ一番の集中力
4.ぜんまい仕掛け人形のように動いてしまうサポーターの熱烈声援

などがからみあっている。

さあ、そこで質問。

企業経営のなかで、社長や社員の体力・肉体のコンディション作りはどの程度大切なことなのだろう。韓国サッカーのように、技術や経験をも凌駕していくほど重要な要素なのか、はたまた肉体労働でもないかぎり、それほど重要でないのか。あなたはどのように思われるだろうか。よろしければ、ご意見や情報をお待ちしている。