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家族旅行のドタキャン

今日は全国的にお天気に恵まれ、行楽日和となった。
各地で行われている秋祭りも佳境で、今日から二日間、岐阜県飛騨
は「高山祭」が行われる。
春と秋の年二回行われるこの祭りは京都の祇園祭、埼玉の秩父夜祭
並んで日本三大曳山祭、日本三大美祭のひとつと言われている。

「一度生で見てみたい!」とWish-Listに入っていながらまだ一度も
見物したことがない私は今度こそ!とこの日に予定を入れ、家内と
人分のバスツアーまで予約していた。
だが、先週になって苦渋の宣告をした。
「悪いが、ぼくは行けなくなった。私の分のチケットは友人に譲っ
あげてほしい。すまない」
浮かない私とは裏腹に、家内はすごく嬉しそうに友だちに電話をか
まくっていた。幸いすぐに同行者が見つかったようで、私の分まで
しんできていただければと思う。

こうなった理由はタイムマネジメントの破綻である。教材開発の
事をやり遂げたあとのご褒美旅行となるはずだったが、開発が遅れ
しまった。あらためて、時間の使い方の稚拙さを痛感している。と
に、ルーティーン化されていない仕事は分量を見誤りやすい。

5月から「バレットジャーナル」をつかって大切なことしかやらない
自分を作ってきているが未だ、道半ば。大切ではないことまで効率
にやってしまって、大切なことに充分な時間を割り当てることがで
なかったわけだ。

今朝になって「バレットジャーナル」の目立つところにドラッカ
のこんな教訓を書き出した。

___成果をあげる者は、時間が制約要因であることを知っている

___成果をあげる人は、最も重要なことから始め、しかも一度に
とつのことしかしない。

___成果をあげるには、古いものや報われないものを計画的に廃
しなければならない。

___成果と無関係な忙しさを「働いている」と評価してはならない。

___成功してきたのと同じ貢献を続けていたのでは、失敗する。

___廃止しても困らない仕事がいかに多いかは驚くほどである。

きっとドラッカーさんは家族旅行をドタキャンするなんてヘマは
なかったに違いない。