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続続・私のバレットジャーナル考

「内的な生活をもたない人は、環境の奴隷である」
スイス人作家アミエルの言葉である。

内的な生活は、朝でも昼でも夜でもかまわない。いったん立ち止ま
て、自分の考えていることや行っていることの意味や成果を再確認
る時間を設けるわけである。
日本語ではそれは「ふり返り」とか「始末」という。
英語なら「Review」や「Reflection」である。特に「Reflection」
(リフレクション)の方には、内省や熟考という意味が含まれるので、
アミエルのいう内的生活に近いだろう。

自分のビジョンや目的はなにか。目標はなにか。計画はなにか。
自分は何をしているか。それを自分自身で再評価する。それを日に
数回やろう。

経営力を高めるうえで大切なことはそうした時間をつくることと
それを行うツールを決めておくこと。
デジタル派の人であれば使いなれたアプリを利用するのもよいし、
ートでそれをやる場合には「バレットジャーナル」ノート術をマス
ーされるのがよいと思う。

こちらはITメディアビジネスのブログだが、「バレットジャーナル」
開発者のライダー・キャロル氏が来日されたときのインタビュー記
が載っている。
いわく、
・・・
デジタルやSNSで人は幸せになれない:「人類最強のメモ術」を教えよ
う――発達障害乗り越えた「世界的ベストセラー作家」を直撃
・・・
とある。

このインタビューでキャロル氏は「普通に生活をしていると、自
自身を深掘りして問いかける機会がありません」といっているが、
しくは記事をご覧いただきたい。

★ライダー・キャロル氏 インタビュー記事
→ https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1906/18/news013.html

タスク管理や時間管理がいくら上手になったところで、それは【
率的】になっただけのこと。それが【効果的】であるかどうかをア
リが教えてくれるわけではない。

【効果的】であるかどうかの判断基準は本人の目的や目標によっ
異なる。つまり本人にしか評価ができないわけだ。だからこそ「リ
レクション」する必要がある。

経営者は「バレットジャーナル」を使おう。
経営計画書も個人目標も日々の仕事や日誌もすべて一冊のノートに
き込んでいこう。
部下にもノートのつくり方や使い方を教え、目標達成がしやすくな
仕事の進め方を教えよう。目標未達が続く社員でもその多くは、や
気や能力が足りないのではない。目標や計画のつくり方や時間の使
方を教えていないのが原因になっていないだろうか。

社員といっしょに「バレットジャーナル」づくりをすることで社
を育て、鍛え、導いていこう。

【武沢よりお知らせ】

7月・8月に、バレットジャーナルをビジネスに活用するセミナーを開
催します。副題は【目標達成率を飛躍的に高めるノート術】。

◇7/24(水) 名古屋 ゼミ(丸の内駅5分)14:30~17:30
⇒ https://ganbare.biz/comon/19-7-24_ngy/

◇8/1(木) 東京 ゼミ(品川駅3分)14:00~17:00
⇒ https://ganbare.biz/comon/19-8-1_tky/

※ノートづくりの実践を行いますので定員は10名程度

同じ内容のセミナーをこの夏、札幌と広島でも開催します。

◇8/8(木) 札幌 ゼミ
⇒ https://ganbare.biz/comon/19-8-8_spr/

◇8/23(金) 広島 ゼミ
⇒ https://ganbare.biz/comon/19-8-23_hij/

経営者だけでなく、ビジネスで成果をあげようとお考えであればど
たでもご参加いただけます。

予備知識は不要。
必要なノートと筆記具は当方でご用意します。
名刺10枚だけもって手ぶらでご参加ください。

あなたのお申し込みをお待ちしています。 武沢