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続・私のバレットジャーナル考

「バレットジャーナル」はお気に入りのノートとペンですぐに始
られるノート術のこと。箇条書きしか使わないなどの手軽さや、自
度の高さが世界中でウケているわけだ。
要するにこれは、自分専用の手帳兼ノートをこしらえる作業である
市販のものに飽きたらなくなった人たちが、自分のスケジュールだ
でなく大切な目標や計画、日々の記録、チェックリスト、タスク管
など、すべて一冊で済ませられるようにしたシステムが特徴といえる。

普通だったら一冊ではとても管理しきれない情報量なのに、あえ
一冊にこだわったのには意味がある。
それは、開発者のライダー・キャロル氏が自ら告白しているように
注意欠陥障害があったから。一冊ならそこだけを見れば済む。
だが、もし二冊以上になったら気が散漫になって使いものにならない。
だから彼にとって、一冊のノートですべてを賄う必要があり、その
点に氏の活用の知恵と工夫があるのだ。

私が実践中のバレットジャーナルは、INDEXの次にフューチャーログ
(未来計画)をつくる。まず長期ビジョンをここに入れるのだ。
25年計画を初めて作ったのは22歳の時だが、今も作るようにしている。
初めてつくったときは25年後で47歳だったが、いまは90歳だ

その次は向こう一年間の予定を縦型カレンダーに書き込む。
セミナーや合宿のほかに海外訪問、家族の誕生日や記念日、温泉や
書合宿など個人的な予定も書き込む。社員旅行、同窓会、人間ドック、
パワースポット巡り、里帰りなども計画に書き込むのでかなり埋まる。
同じペンだと分かりづらくなるので、仕事は黒、プライベートは青
いった具合にペン色を変えると見やすくなる。

フューチャーログの次がマンスリーログだ。ノート見開きで一ヶ
のカレンダーをつくり、そこに予定を書き込む。今だと6月と7月分の
見開きカレンダーを都合4ページ割いて作っている。

その次にマンスリートラッカーだ。日々の成長記録、進歩記録、
績記録である。私の場合は、体重、起床時刻、出社時刻、運動記録
読書記録などをこの1ページで行っている。

次が一番利用頻度が多いデイリーログだ。毎日の日付を書き、そ
日の重点タスクを書いて消し込みをしていく。同じことはスマホア
リでも行っており、そちらの方が機能も充実しているのでノートに
ルーティーン業務以外の重点項目だけを記載する。あとはその日の
づきやメモ、起きたできごとなどもこのスペースに記録する。
デイリーログ1ページあたり2~3日書き込むので一ヶ月では15ページほ
ど使うことになる。

次がコレクションだ。自分の好きなことを管理するのに使うわけ
が、私はこのスペースに次の項目を入れている。

1.経営計画ログ(約20ページ)
・理念 ・方針 ・業績 ・開発目標 ・セミナー計画
・利益還元制度 ・評価表 などを入れている

2.目標ログ
年末に各自が発表した個人目標の一覧
蓄財計画、Wish-Listなど

3.啓発ログ
映画や読書の記録、旅の記録

4.ミーティングログ
クライアント企業ごとのミーティングログ

5.アイデア・メモ
思いつきなど

今日はここまで。スタッフ全員でこれをやればさらに一段と成果
高まる。続きはあす。