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ウィークリー雑感

171年前の今日8月4日は、幕末の思想家・吉田松陰が生まれた日です。

作家の故・司馬遼太郎さんいわく、「革命は三つのタイプの人間が組み合わさって成就する。まず最初に『思想家』。通常、思想家は非業の死を遂げる。吉田松陰はその筆頭にあげられるだろう。
ついで『戦略家』。これまた志なかばにして倒れる。最後に革命を成就するグループがいる。それは『技術者』だ。その代表が大久保利通であり、大村益次郎だ。」

300年続いた徳川封建制度は、ペリー来航によってその基盤をゆすぶられた。新しい日本のあり方を示しつづけ、狂気のように走り抜けた吉田松陰を偲んで、いま「世に棲む日日」を読み返しています。

長州から江戸に出てきて、佐久間象山のもとに入塾。オランダ語と孔子の「論語」を学ぼうとしない弟子・松陰にむかって象山が、「なぜ学問をせぬ?」と問いかけたところ、「自己の魂を激発させるためにあるのが学問である。」と彼は返答し、孟子と陽明学を学んでいます。

「自己の魂を激発させる」学問とは現代でいえば何か?吉田松陰なら今の時代をどう生きるか、考えてみたいものです。

ある倒産企業の古参幹部が自費出版

ちょうど今から3年前、INAXの特約店大手のK社が倒産しました。タイル業界では「名古屋にKあり」といわれるほどの名門でした。
その二代目K社長とは個人的に交友があり、人格者であることを知ってただけに、その倒産報道に触れたときにはがく然としたものです。

「きっと古参の幹部が改革のじゃまだてをしたに違いない」と思いこんでいました。
ところが、その古参幹部の元・副社長が7月に自費出版されました。『裸一貫根性記』といいます。
これを読むと、まったく別の角度の真実がみえてきます。それぞれの立場に真実があるのですが、現実はひとつです。
Kさんにも、この古参幹部にも、新しい現実を作っていただきたいと願っています。

「成功者のための肉体改造講座」第六回

峯村静恵さんのネット通販サイト「クスリのらくだ」は先月、過去最高売上げを更新されたそうです。新しい顧客を増やす仕組みと、一回のお客様をリピーターにする工夫とのバランスが取れているのでしょうね。
今回の講座は、ちょっと変わって「声」について。声には多くの情報が込められていたことがわかって驚きです。「がんばれ社長!」には声がありませんが・・・。