Best of がんばれ!社長  武沢 信行

ベストオブがんばれ社長!社長・経営者を応援する「がんばれ!社長」ベストメッセージ(メルマガ「がんばれ社長!今日のポイント」バックナンバーより選抜公開)

ウィークリー雑感

   

■今週の雑感:アーチストとアルチザン

火曜日:宝塚市へ。「手塚治虫」記念館を訪問しました。

手塚のマンガが好きだったわけではありません。もしそうだったら、今ごろ訪れるはずはなく、もっと早く訪問していたでしょう。
最近、表現者としての手塚の仕事術に関する本を何冊か読んで、手塚治虫という人物に興味をもったのが訪問の真意です。

それらの本によれば、手塚は自分のマンガを芸術視していた時代があったといいます。
いわゆる「アーチスト時代」です。
その当時の手塚は自分のマンガをアートとして神聖視し、自らの目的を達成するのは絶対的存在である自分自身なんだと自惚れに誓い自負心をもっていたそうです。
しかし手塚は小さい挫折をくり返していきます。
時には虫プロの倒産・破産という小さくはない挫折も経験します。
それと前後してノイローゼにもなっています。
今でいう鬱病でしょうか。
自分が時代遅れになるのを恐れてマスメディアに出まくっていた時期もあります。
恐れていた不安が現実になり、手塚はついに時代遅れのマンガしか書けないと評されたこともあります。
それまでの手塚マンガを過去の遺物にするかのような「劇画」時代の到来に手塚は頭を抱えました。
「巨人の星」や「あしたのジョー」「ゴルゴ13」人気です。
そこで手塚は自分がマンガを書く目的を問い直します。
「自分はこのままでいいのか」「自分のマンガは変わらなくていいのか」と。

自分が変わることの恐怖を振り払い、手塚は劇画という信じたくはなかった化け物を飲み込んで、作風を変えていく決断をします。
その当時、手塚は若い弟子にこう説いていました。
そのメッセージは手塚が自分のために言い聞かせるものでもありました。

「アーティストになるな、アルチザン(職人)になれ」

その後、手塚は虫のように「脱皮」を果たし、第二の全盛期を迎えるのです。
手塚は、漫画を通じて「将来ある子供たちに、命の尊さを伝えるんだ」という明確な目的を持っていました。
しかしその手段は自分を絶対視する「アーチスト」から、自分をマーケットにあわせて変化させる「アルチザン」へと大脱皮していたのです。
あんな天才マンガ家でもこれほど、もがき苦しんでいたなんて、急に手塚にシンパシーを感じ、お会いしてみたくなったのです。

■「Amazon Echo」 と 「Oculus Go」を買ったのはいいが・・・

「武沢さんのメルマガの影響で Amazon Echo も Oculus Goも買った」という社長が会いにこられました。
そして私に文句を言うのです。
「どうもよくわからない。あれが私たちの生活やビジネスを変えるとは思えないのですよ?全然ピンと来ない」と不満顔です。
以下、そのときの会話。

武沢:Amazon Echo は使ってないのですか?
社長:いや、使うには使ってますよ。
武:どんな使い方を?
社:ゴルフが好きなのでゴルフ場付近の天気予報を聞いたり、朝、着がえをするときにその日のスケジュールを読み上げてもらったり。
武:使ってるじゃないですか(笑)
社:使ってはいるが、今までもスマホを見ればそれらはできた。スマホが音声スピーカーに切り替わっただけのことで、今までと比べてガラッと変わったわけじゃあない。
武:両手は別のことをしながら音声だけで必要な情報が得られるということを過小評価していませんか?
社:過小評価?
武:それに、ひとつの出来事から大きな変化の可能性を想像することはできませんか?私など、声で指示したものが声で即答されるというだけでワクワクする。
社:(私は不思議そうな目で見ながら)そんなものですかねぇ
武:そんなものです。社長にもそうあっていただきたいのです。で、Oculus Go は?
社:あれ動画やゲームを楽しむ道具ですよね。仕事で活用できるとは到底思えない。まだ使い始めて一週間なので結論は出すのは早いと思いますが、Amazon Echo よりも利用頻度は低い。

この社長はまだ50歳前後。
Amazon Echo と Oculus Go を買う感性は素晴らしいと思います。
あとは、そこから変化の息吹を感じ取るイマジネーション力をもっと高めてほしいと思います。

■この夏、「がんばれ!社長」の経営計画合宿に参加しよう!

・7月27日(金)、28日(土)経営計画 名古屋合宿
経営理念から中期数字計画、今期の顧客創造計画まで、一年通してつかえる経営計画書づくりを行う二日間です。
→ http://ganbare.biz/comon/?p=862

・8月3日(金)、4日(土)経営計画 東京合宿
経営理念から中期数字計画、今期の顧客創造計画まで、一年通してつかえる経営計画書づくりを行う二日間です。
→ http://ganbare.biz/comon/?p=855

※時々、個別合宿の開催依頼が入ります。
個人版とグループ版とも対応いたしますので、お問い合わせください。
→ info@e-comon.co.jp「合宿個別開催」係

■ますます内容充実!

読んで楽しくためになる!
ビジュアル版「がんばれ!社長」の『月刊 社長最前線!』をあなたも購読しませんか?
見本誌はこちら → http://www.e-comon.co.jp/magazine/index.html

月刊「社長最前線!」最新7月号はこんな内容です。

1ページ:巻頭言 「悲運の名将はいない」
2,3ページ:今月の TOPIX「ここまで来た Oculus Go」
4ページ:今月の一冊「医者が教える食事術」
5ページ:歴史に学ぶ生き様「僧・月性」
7ページ:今月の業績アップヒント「中継の是非」
8ページ:旅先のご馳走「はりこや、いしはら寿司」
9,10ページ:連載小説(3,800文字)「イタッコ二号の冒険」
11ページ:メルマガ傑作選「ザイガニック効果の経営計画発表会
12ページ:経営Q&A「仕入れ責任者からの質問状」
13ページ:今月の標語「国士無双」
14ページ:ちょっと意外な故事「ある新製品開発秘話」
15、16ページ:企業家列伝「億万長者になったタクシードライバー その2」
17、18ページ:Businessショートショート漫画「ヴァテールの教訓」
19,20ページ:お知らせ

<あなたも情報ソースで差をつけろ!>
★月刊 社長最前線!(サンプルあり)
→ http://www.e-comon.co.jp/magazine/index.html

■「未来をつくる経営ノート」売れてます!

マツダミヒロさんとしつもん経営研究所の河田真誠さんの協力を得て完成させた「未来をつくる経営ノート」が好評です。

・経営ノートを買いたいが、内容が分からない
・経営ノートを買ったが、使い方が分からない

という方を想定して私(武沢)の解説動画をYouTube にアップしました。
集音マイクを使わなかったため、音声が少し聞きづらいですが、
テロップで補ってあります。

<武沢の「未来をつくる経営ノート」解説動画>
概要1. https://youtu.be/Gx0ZY9tcIyU(4分)
概要2. https://youtu.be/MQmCdUfnIDY(3分)
概要3. https://youtu.be/vzOH0X__hs8(10分)

★未来をつくる経営ノート(ボリュームディスカウント付き)
→ http://ganbare.biz/comon/?p=1078

LINEで送る
Pocket

あなたにおすすめの記事

 - その他