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MacBook Pro を手にして




5年3ヶ月前、このような原稿を書いた。

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2011年11月10日(木)、午前7時半。
会社で MacBook Air の「開封の儀」をおこなった。長年 Windowsを使ってきたので、データがうまく移行できるかどうかが唯一の心配だったが、Dropbox に入っていたメルマガ原稿は簡単に(時間はかかったが)同期できた。まずはひと安心。次いで、Mac 用の Office 製品(Word や Excel など)と ATOK11をインストールし、登録してある単語約1万を同期した。

次にGmailやFacebook、Evernote も使ってみたが、そちらも問題なく使えた。
そのあと、App Store にア クセスして何本かの Mac 用アプリをダウンロードした。長年つかってきた WZ エディターは Windows 専用なので、Mac 用のエディターを選ばねばならない。どれにするか散々迷ったあげく、売っていたアプリを全部入れて気に入ったものを使うことにした。

<Mac初日の感想>
とにかく不便だが楽しい。不便というのは、操作の慣れの問題。
右クリックの仕方が分からないとか、デリートキー(削除)を押したときWindowsとは逆側の文字が消えるとかの問題。26年間つかってきた Windowsの習性が身体に染みついているので、徐々に克服していかねば。
おっと、そんなことをしていたら午後2時を回っていた。あわてて今日のメルマガ原稿にとりかかることにしよう。

あれから5年3ヶ月経った今日、ほとんど同じことを書く。

MacBook Air から MacBook Pro に変えることにした。本当はもっと早く変える予定だったが、なかなか MacBook Air がアップグレードしてくれないので、ここまで待つことになった。
結局、MacBook Air は廃番の方向らしく、選択肢は MacBook か、MacBook Pro の二択になった。

昨年暮れに出たばかりの MacBook Pro を選んだわけだが、この分野の5年3ヶ月の進化は大きい。性能がすさまじくアップし、サイズは小さくなり、重量は軽くなり、値段は微増。

クラウド利用も大きく進み、ドライブからソフトをインストールすることなど皆無になった。マイクロソフトの Office製品も、ジャストシステムの ATOK もクラウドからインストール。毎日使うソフトの大半がクラウドアプリなので、パソコンを新しくしても数時間後には、メインマシンとして使えるようになる。以前は丸一日かかってコツコツ更新作業していたものだ。一本、また一本とソフトを入れるたびに自分のマシンに育っていくという悦びのようなものがあったが、最近はあっさりしすぎて拍子抜けするほどだ。

<MacBook Pro の感想>
・新しいボディカラー(スペースグレイ)はかっこいい
・工業製品としての Design的美しさに磨きがかかっている
・レティーナディスプレイと比べると5年前のPC は白黒にみえる
余分なソフトが入っていないので余裕たっぷりのストレージ容量でサクサク動作して気持ちいい
・新しい規格 USBタイプ C 対応デバイスがほとんどないので、しばらくは USB アダプタを持ち歩くことになりそう(忘れると大変)
・迷っているなら TouchBar 付きにすべきだ。この先進性は優越感に浸れる。