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時代のトレンドを経営に取り入れる

昨日までの二日間、東京で経営計画合宿を行った。上場企業の関連会社で役員を務められる方の受講レポートにはこう書かれていた。

「今回の合宿では5ヵ年の数字目標としての『損益マスタープラン』を完成させることができました。一人当たりの粗利益(生産性)という尺度で現状と未来が確認でき、何をすべきか具体的に見えてきました」
とあった。ひとつでもふたつでも武器となる指針をつかんでいただけたら経営に励みがでる。
この経営者は、来年度の年度スローガンも成文化された。工場で働く社員全員が一致団結して取り組むテーマが決まってご満悦。

また、ネット通販会社を経営される社長はこんな感想を寄せて下さった。

「自分の思いを文章にすることができました。これから何をするのかも明確になりました。合宿に参加して、こうして少しずつでも始めていけば、まだ完成していない残りの箇所もすべて出来そうな感覚になりました。次回は新年早々の合宿に参加して仕上げます」

「経営計画合宿」でつくるもの。
1.経営理念(我社は何者か、めざすものは)
2.経営方針と中期数字目標
3.経営計画(1~2年以内に実現する目標や課題)
-1.今期月別損益計画
-2.顧客創造計画(マーケティング計画)
-3.イノベーション計画(ものづくり、サービス開発)
-4.内部管理計画(社員教育、採用、評価、労務、予実管理)
4.その他(自社の経営課題に応じて計画を追加)

半年、一年ごとに情勢が変わるので、そのたびに目標や計画を更新する。少なくとも一年に一度は「経営計画合宿」に参加していただきたいし、上記の通販経営者のように、納得いくまで連続して通われるのもよい。

年末年始の「経営計画合宿」予定

★2016年12月10(土)、11(日) 東京合宿
http://www.e-comon.co.jp/session/?p=6984

★2017年1月7日(土)、8日(日) 東京合宿
http://www.e-comon.co.jp/session/?p=6544

★2017年2月4日(土)、5日(日) 名古屋合宿
http://www.e-comon.co.jp/session/?p=7383

今回は「日経会社情報2016秋号」から選んだ勢いのかる会社50選をご紹介し、それぞれのビジネスモデルや財務内容を分析した。
「勢いがある」とは、成長性、収益性、安全性などが一定値をキープしながら、年々改善傾向にある状態をいう。

今回の調査でわかった今の時代を象徴する元気企業のキーワードがこちら。

・M&A
・求人
・不動産
・リース
・PR
・独自サイト(旅行や検索など)
・ビッグデータと人工知能(AI)
・IoT
・製造技術、製造装置

反対に、3年前の調査に比べて勢いを失ってしまった経営キーワードがこちら。

・ゲーム(特にスマホゲーム開発会社)
・外食(マクドナルドをはじめ何社かの外食チェーンが勢いを喪失)
・小売り(ユニクロなどファッション系の小売りが苦戦に転じた)

特選50社の紹介と、それぞれの会社のビジネスモデル研究については12月に開催する「経営再入門セミナー」でもお伝えするので、ご興味のある方はお運びいただきたい。

★経営再入門セミナー(東京、名古屋開催)
http://www.e-comon.co.jp/session/?p=7002

遠隔地の方のために、『社長最前線!』新年号(12月20日発刊)でも詳しくご紹介する。

★PDF マガジン『社長最前線!』
http://www.e-comon.co.jp/saizensen/