繊維に関する知識と経験が豊富で、英語が（会話も文章も）堪能で、静岡勤務が可能な30代半ば～40代前半のマネージャー職をさがせ。下着のトリンプの人事にそんな特命が下った。さっそく静岡事情に詳しい人材会社や紹介会社、新聞社などを使って動いたが、なかなか見つからない。活動範囲を東京にまで広めてみた。
「おい、人事は何してるの？」、「このままだと業績にダメージが出るぞ」時間がたつにつれ、そんな声が人事にも届くようになった。だが、誰ひとり応募がないまま半年が過ぎた。
そんなとき、「高難度ポジションの採用には一般的な間接求人ではなく、直接求人が良い」ときいてトリンプではビズリーチの導入に踏みきった。直接求人をサポートする会社である。
さっそくビズリーチの人材データベースにアクセスした。そしてトリンプの希望条件にマッチする人材を探したところ、該当候補者はそれほど多くはなかった。その少ない候補者リストをさらに吟味し、最終的に8名にスカウトメールを送信した。すると、5名からすぐに返信があった。そして、利用開始からわずか1カ月で2名との面接をセッティングすることができた。どちらも繊維に詳しく、トリンプにとって価値の高い人材だったという。そのうちの1名を採用できたわけだが、繊維に対する造詣の深さ、グローバルでの豊富な経験があり、年齢も40代前半で、まさにトリンプが求めていた通りの人材だった。今では現場のメンバーからも信頼され、目を見張る活躍ぶりを見せているという。これまでの採用手法では巡り会えなかった人材がビズリーチには存在していた。
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