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読者メール

● 2月13日(月)、愛知中小企業家同友会に退会届けを出したことについて、各地からたくさんのメールを頂戴している。本来なら一通一通のメールに御礼や返答をすべきところだが、この場を借りて御礼を申し上げたい。

ありがとうございました。

貴重な声として10通ほどご紹介するが、名前などは伏せてある。
まずは、賛成と容認のご意見から。

1.「当然!」 兵庫県、男性経営者

武沢先生、プロフェッショナルとしては、当然のご判断だと思います。支持します。

2.「マンモス愛知?」 愛知県、女性経営者

メルマガを拝見して、マンモスになってしまった愛知の同友会を感じました。
(実は私も先日・・と、憤慨のようすがつづられていますが割愛)
武沢さんへの対応についても、会員であり、講師を長年して頂いた方に、なんたる態度かと思いました。

3.「武沢さんらしい」 埼玉県、男性経営者

武沢さんの怒り、理解できます。私もつい最近こちらで同じような事がありましたので。
愛知の本部が決定のプロセスを武沢さんに明確にしなかったのは、それを明かした場合の武沢さんの反応が怖かったから。
先に話し合いをしなかったのは、そういう気まずい部分を「先送り」したのでしょう。
先送りと責任回避・・・日本人の悪い面が明らかに出ています。
それにしても、すぐさま切ってしまうのは武沢さんらしい決断ですね。

4,「愕然としています」 愛知県、男性経営者

経営指針講座を仲間にすすめるのなら「武沢さん」といってきました。自分も「さよなら」を考えてしまいそうです。
同友会に入った目的は経営指針を学ぶことでした。そしてこの4年間で一番勉強になった武沢さんの講座を今も振り返ります。
会外で再開できればと思っています。

5.「再スタートです」 東京、男性

私は東京で仕事をしています。三年前にサラリーマンに戻りましたが、貴メルマガは欠かさず拝読しています。
このたびは中小企業家同友会を離れられるそうですが、17年間も数多くの名経営者を育てられたことに敬服いたします。
会を離れたことになっても名経営者さん達との絆が途切れるわけではありませんし、「経営指針講座」は別の形で続けることは可能かと思われます。
思い切って卒業されてまた新たなスタートされる方が得策でしょう。
残念・無念なお別れかと思われますが再出発のスタートの機会を与えてくれ、かつ反面教師のねたを提供してくれた幹部さんに感謝する日が来るかもしれませ
ん。

6.「タイミングです」 愛知県、女性経営者

『ごもっとも・・』と思うと同時に、いよいよ先生のステージの上がるタイミングなんだ!と一人で感動しておりました。
私もスタートは愛知の同友会です。
色々な学び、気付きを頂きました。でも、自分の成長にあった『場』の必要性を感じて今は別の会に籍を置かせていただいております。
同友会も再び進化して武沢先生の力を必要とするときには再度気持ちよく関われるといいですね。
先生の新しいページが開かれました!!
会内でのボランティアではなく、会の外で本業として「経営指針講座」をどんどん広めてください。悩める経営者を救って差し上げてください!

7.「フォローを」 富山県、男性経営者

私は、富山県中小企業家同友会の会員です。
私は、「指針を創る会」でお世話になって手作りで経営指針書らしきものを作っていますが、詳細な経営計画となるとなかなか困難です。そこでは、専門的な指
導が必要ではないかと思っております。
ご立腹でいらっしゃると拝察申し上げます。ですが、過去に関わった受講者の方に関しては、今後ともフォロ-(当然 有償で)をご考慮をいただければとお願
いします。
そんなものもできなくて経営者か?
できないから 苦労している。良くご存知と思います。
ちなみに 富山は、来年くらいから、経営計画を創る会を起こすらしいです。重ねて 今後とも宜しくお願いします。

8.「経営指針から離れないで下さい」 三重県、男性経営者

以前にも、武沢先生の勉強会に参加し、メルマガも初期の頃からの愛読者です。
同じ同友会の会員として、「会員相互の手弁当」「専門家による講座は中止」、これは、まったく意味が分かりません。
同友会の経営指針は、そんな生やさしいものではないはず。
「労使見解」と共に、企業のあり方、経営のあり方、経営者のあり方、働く意味、人生の意味と価値など、崇高な運動だと思っています。
専門家なしで、会員同士で、いつまで緊張感を持って続くのか、いろんな角度の専門家が何人も必要だと思ってもいます。
経営者は経営に専念し、その経営に足りない部分を支えるのが専門家です。武沢先生が、経営指針から離れるのが残念です。
武沢ファンのひとりの意見です。

9.「がんばれ!」 兵庫県、男性経営者

出張先のアメリカ・アナハイムからメールします。
私も今までの経験から、今回のできごとがどんなにショックな事であるか、わかるつもりです。
私の場合はそれが精々自分と社員への教訓にしかなっていませんが、先生の場合は3万人の読者に多くを考えさせる出来事となっている事がとても素晴らしく、
それをお伝えしたくてメールしました。僭越ですが、今日は私から先生に言葉を送らせていただきます。
がんばれ! 武沢社長!! では、また。

●次に、反対と批判のご意見を。

1.「何様のつもり?」 神奈川県、男性経営者

同友会という会のことはよく知らないが、経営者が手弁当で集まる会だと認識している。その会にあなたが入会した目的は何なのですか?
あなたも経営者として学び、成長するために入会されたのでは?いつから上から目線の先生に成り下がってしまったのでしょうか?
あなたのメールマガジンは今日知人から転送されてはじめて知ったが、これを読んだ3万人は同友会を悪く思うし、愛知の役員にいたっては、犯人扱いである。
そうした人情の機微を知った人がはじめて「がんばれ社長!」と言えるのではないだろうか。

2.「うーーーん残念です」 大阪府、男性経営者

大阪同友会でも経営指針セミナーは自主運営で結構盛んに行われています。私も5年前(同友会歴は16年なんですが。。。)に受講して昨年から今年のはじめに
かけてはサブリーダーをしました。
まだまだ未熟で思ってたほど出来なかったりしました。武沢さんの指針の活躍は随分前から存じてました。是非、大阪でも講演を開いていただけたらと思ってい
ました。
自主運営は自主運営で見守ってはいただけないですか。。
同友会会員として後進の指導に当たって頂きたいです。
愛知の役員の筋違いの決定やプロセスにはとても腹立たしいですが武沢さんの指導を受けて指針セミナーを終了された方は1000人や2000人どころか。。
その多くの人たちが今回の事、非常に残念に思われます。悲しく思われます。
どうか、同友会退会だけは思いとどまっては頂けませんか。私は結構、同友会の中ではアウトローとして通っています。
口うるさく後輩に意見具申をいうからです。最近それが自分の役割だと感じています。
武沢さんのお役割もご自分の人生の経験や学ばれた事を後輩の若者たちに伝える事だと思っています。(勝手に思っています。。)
同友会をお辞めになってもできる事ですが多くの中小企業の経営者が集う同友会です。彼らにどうか同友会を通じて伝え続けて下さい。

迷える若き経営者に武沢さんの志を伝えて下さい。
彼らに免じて思い直してはいただけないでしょうか。。大阪の私が言うのも何なんですが大阪の上層部も少しクエスチョンのところがあります。
一部の理事の愚行だと思います。長々とお願いをしました。
こんな同友会でも愛してます。私からのお願いでした。。。

3.「あなたは礼を失している」 愛知県、男性経営者

かなり前からの読者ですが、初めて投稿することにしました。
小生も1950年代から60年代にかけて10年程同友会に在籍し、経営計画書作成グループに参加した経験がありますので、いささか複雑な気持ちです。同友
会のグループで研修する一方、一倉定先生の1泊2日7回シリーズのゼミにも2年がかりで東京や大阪の会場に出かけ受講しました。7回終了者に与えられる海
外での完成を目指す合宿研修には都合がつかず出席できなかったこともあり、同友会での研修に参加しました。当時、鎌田勝先生他複数の講師にご指導いただい
たように記憶しています。
ところで、わが社の経営計画書は試行錯誤を重ねながら来期で○○期目にはいりますがとても他社様にお目にかけられるようなものではありません。毎年毎年ど
うしようかと悩みながら、いわば惰性で続けていると云われても致し方ない出来栄えです。経営計画書は難物だと云うのが本音です。

武沢先生が、いわば後輩会員に経営計画書のご指導をされていることはメルマガを通して存じていましたが、正直なところ内心では選択ミスと思っていました。
一倉先生のように、社長を叱咤激励しながら共に全身全霊で企業を指導して来られた方であって初めて他社の社長にも経営計画書の作成指南が可能である信じて
きたからです。
2日間のゼミでは午前も午後も立ったまま力強い張理のある声で熱心に講義され200人位の受講生もそれにお応えしようと真剣に拝聴していました。まさしく
師匠でした。多くの受講生はこの人のいうことに従おうと思ったことでしょう。現在の自分に活かされていないのは怠惰の為せるところで反省のほかありませ
ん。
その後、経営計画書作成講習会なるものに数度参加してみましたがいずれも取るに足らない無駄なものでした。講師が受講者の経営者と同等の辛酸を舐めていな
いか知っていないからです。
先生への同友会の対応はあまりに礼を失していますが、受講生が自分達で自主的に作成しようという方向は決して間違っていないと確信しています。
失礼を顧みず偉そうなことを云って申訳ありませんが「さよならだけが人生」ではなく、今回の事件をどのように活用されるかによって、「がんばれ社長」の方
向が決められるのではないでしょうか。
好漢武沢信行の更なる発展を祈念します。

4.「とても残念です」 広島県、女性経営者

同友会をお辞めになられたとのこと、とても残念に思っています。
ひそかに同友会の仲間なんだと親しみを持っていました。沢山の読者の方の中には、私のような人もいるのではと思います。
私は同友会歴6・7年ですが、この会に入ったお陰で沢山の人脈ができ、その中の先輩から他の会にも誘われたりして、そこでも勉強ができたり、本当に感謝し
ています。同友会に出会えなかったら今の自分はないと思っています。
いろいろな経営者の方と知り合いになり、その経営方法を学ぶのが自分のためになります。又、地区会活動の運営に関わると今までやったことのないイベントを
手がけたり、まるっきり違う考え方の苦手な人を巻き込んで組織つくりをしたりと社内で社長業だけやっていてはわからないことが大いに学べます。
新しく入会する方には、同友会に入っても直接売り上げにはつながらない事、自分の勉強の為の会だから、へんに売り込みをすると浮いてしまう可能性もあるこ
とを言っています。
同友会運動は、ひとえに「良い会社を作ろう」「良い経営者になろう」「良い経営環境を作ろう」をテーマに勉強する組織で、同友会運動も同じように、「良い
同友会を作ろう」「良い同友会会員になろう」「良い同友会活動の環境を作ろう」という思いで活動する必要があるのではないかと思っています。
武沢先生は18年間愛知同友会で活躍されているのですから、問題が起こったとき、辞めるのではなく、もっと同友会運動のレベルを上げるように他の方たちに
働きかけられる事はできなかったのだろうかと思いました。ただ一講師としてではなく、同友会運動の一員として所属されていたはずだと思いましたので。

この度の武沢先生のメルマガを読まれて、同友会に悪印象をもたれる方もいるのではないかと心配しています。
たかだか6・7年しか同友会で活動しているのにすぎない私が、大先輩に対して突然失礼なメールをお送りして申しわけございません。
お許しくださいませ。大恩ある同友会の発展が心配になりましたので、メールをお送りします。失礼します。

●その他にも頂戴しているが、過半数をご紹介できた。

まず、申し上げておくことは中小企業家同友会が良い会だと思う気持ちは変わらない。もし私の文章で会の魅力を失せさせたとしたらそれは本意ではない。たまたま愛知の今年の方針と私の思いがかみあわず、仕事の進め方に齟齬があったから憤慨している、というだけである。

●それで私の結論はどうするか。
出処進退は決めたあとでも気持ちは揺れ動くもので、大阪の経営者の方のメッセージには特にグラっときた。

私に対して「上から目線」とか「礼を失している」と批判するご意見もあるが、それを認めつつも、そうさせたのはどなたなのかと逆に問いたい。いままで同友会に対しては一貫して「素晴らしい」と会の内外で申し上げてきた。メルマガでも何度か援護射撃をして会員増強に微力ながら貢献してきたつもりである。

その会に退会届けを提出して今日で四日目。事務局からも会の役員からも連絡が一切来ない。このまま2012年名簿から「がんばれ!社長」が消えるのだろう。