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アップルストアにて

●三日連続でアップルストアに行った。しかも開店時間前にである。

午前10時開店なのだが、ネット予約しておけば朝8時から自分の Macを持ち込んで個人作業ができるのだ。操作に関して分からないことがあればスタッフに質問すれば何でもその場で答えてくれる。もちろん、個々のアプリの操作についてまではスタッフでも知らないことがあるが、Mac のことなら何でも OK だ。

●これは「one to one」という会費制のサポートメニューで、マンツーマンレッスンもあれば公開セッションもある。私のようにパーソナルプロジェクトをかかえてお店で作業し、分からないことを質問することもできる。

この三日間で Mac 初心者の私が行ったことは次の通り。

●その前に、まず私の結論:Macにして大正解!
できればあなたにも Macをおすすめしたい。

私にとっては他に選択肢があり得ないほどのマシンであることが一週間たたないうちに判明した。今後、自分から進んで Windows に戻っていくことはないと思う。

●では、学んだこと。

1.「Dock」と「Finder」の理解

Macの場合、パソコン内のファイル管理は「Finder」というメニューから行う。
Windowsの「マイコンピュータ」のようなものだ。
「書類」というフォルダーの中をみたらなにもない。考えてみたらそれも当然で、最近は Cloud の時代。 書類も画像も音楽も、すべて Cloud 上にあるの
で、パソコン本体にデータを保存しておく必要がない。
スタッフから「Finder」の見方を教わりながら、びっくりしたのは「クイックルック」というプレビュー機能のすごさである。
これは、ファイルの上にカーソルをもっていってスペースキーを押せばそのファイルの中味が瞬時に見られるというもの。
テキストやワープロの文書やエクセルの表などが、いちいちソフトを立ち上げなくても見られてしまうのだ。しかも、音楽や動画でも、ソフトなしで再生して
くれるのだ。いったいどうなっているのだろう?

それが私にとって何が便利なのか。

過去につくった書類を探したいとき、ひとつひとつのファイルを開かなくてもよい。上下左右キーをササッと動かし、中味を見ながら探せるのだ。エクセルで
あれば、シートごとの中味までチェックできる。これは書類が多い人や過去のものを参照する機会が多い人にとっては、最高にありがたい機能だろう。

もちろんパソコン本体に保存されているデータは検索すれば何でも見つかる。
Dropbox や Evernote など Cloud 上に保存したデータや、メールに添付されたデータも検索結果に反映される。
「鈴木一朗商店」から受け取った文書をすべて探し出すということができるし、その検索結果を保存しておいて再利用することもできるのだ。
これを使わない手はない。

※老婆心ながら

Dropbox や Evernote といった Cloud を代表するアプリを利用されていない方は是非お試しあれ。
上司や部下、同僚との間でファイル共有したり、個人でもパソコンで作った資料を Dropbox や Evernote にアップしておけば外出先で、しかも別の端末であ
ってもその資料を参照できる。
同期し忘れがないよう、書類の保管場所を最初から Dropbox にしておけば超便利である。
しかも、かなりのデータ量まで無料で使える。
私は Dropbox も Evernote も有料版だが、それにしても万単位程度の少額である。極論すれば、安全のために社内サーバで管理しようとするぐらいなら、無
料同然で高いセキュリティのサーバーが使えるわけだから利用しない手はない。
個人情報や財務データの保管にはおすすめしないが、それ以外なら断然、 Cloud利用をおすすめしたい。

さて、「Finder」の検索機能にびっくりしていたら さらにそれ以上に強烈なのがあった。
「Spotlight」という別の検索メニューである。
仮に「鈴木一朗商店」と入れると、書類や画像はもちろんのこと、Facebook でのメッセージ履歴や、Google カレンダーでのアポイントまでが表示される。
特別なアプリは不要で、あくまでこれが標準機能なのである。

データが多くてその使いこなしに苦慮していた人にとって、Macは魔法のパソコンだ。

おっと、先を急ごう。

2.エディターソフト 『Jedit X Plus』を入れて基本操作をマスターした。

「WZ-エディター」という10年来の ”戦友” に Mac 版が存在しないのだからしようがない。Macで文章を書くときは基本的にこれ一本でいく。AppStore に
はたくさんのソフトがあってどれにしようか迷ったが、人気の2~3本の中から一番高機能なこれにした。
3,900円也。

さっそく何本かの原稿を読み込んでみると、記号や罫線などの表示が変わる。多少の違和感はあるが、細かい設定が何でも出来そうで気に入った。今日のこの
原稿も『Jedit X Plus』で書いているのだが、いかがだろう。

この『Jedit X Plus』はもちろん、ほかのものでもそうなのだが、Macでは、作った文書を読み上げてくれるエディターが多いようだ。
私は「Kyoko」さんという女性の声をダウンロードしたので、彼女が原稿を読み上げてくれる。
これは文書を校正するときとても便利で、誤字脱字チェックにも使えそうだ。
人間が作った原稿を機械が読み上げる。文字認識の性能がここまで上がり、いつのまにか実用化されていたとは・・・。

●アップルストアに三日間通って学んだことはまだまだたくさんあるが今日はこの辺で切り上げよう。

Macライフが始まってから、ヨガと夕食の時間がなくなった。