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続・福岡にて

●昨日までの好天からうってかわって今朝の福岡はどんよりしている。
雨雲が急接近していて間もなく福岡市内も雨になるという。あわててホテルから逃げるように駅に向かった。博多駅に着いたとたんにポツリポツリと雨が落ちてきた。
良かった、濡れずにすんだ。

●お盆のUターンラッシュがまだ続いているようで、博多発の新幹線は大いに混み合っている。「席をゆずり合うように」と何度も何度もくり返しアナウンスされていた。グリーン車もほぼ満席だ。

●昨日は福岡でダブルイベントを開催。

第一部の「売上倍増セミナー」には20名(女性1名)ほどの参加者があった。セミナー前に皆さんと名刺交換したが、何とそのとき6名の方から手土産を頂戴した。和菓子、地酒、置物、ブックカバーなどなど、セミナー開催のときにこれだけのお土産をいただいた記憶はかつてない。
ちなみに夜の部の「がんばれ!スペシャル」に参加された方からも、ハンド扇風機と携帯ストラップを頂戴している。これが九州スタイルなのだろうか、お気持ちの暖かさに感動した。

●ただし、セミナーのあとのメールの多さでは大阪が日本一だろう。
翌日には、出席者の2~3割からお礼が届くのは大阪でのイベントのときだけ。関東から東に向かうとメールだけでなくハガキや手紙が多くなる。所によって風習がちがうようだ。

●印象ついで言えば、九州の景気は悪くない。

好調とまではいかなくても、不景気風はまったく感じられない。この一帯だけが日本国内ではなく、アジアとつながっている外国のように感じられる。
タクシーに乗っても不景気な話をする運転手はいない。異口同音に、「景気?うん、悪くはないね」とか、「それほど良くはない」などの言葉が返ってくる。

●今回、福岡に向かう前日にある方からFacebookメッセージをいただいた。
日報コンサルタントの中司 祉岐(なかづか よしき)さんからで、氏の著書『なかづか日報』を一冊プレゼントしたいとおっしゃる。

●あれ、その本のうわさ、どこかで聞いたぞ。

ふと横をみたら、机の上に置かれたいたのが届いたばかりの『なかづか日報』だった。出版プロデューサーの土井さん(エリエス・ブックコンサル)からすでに頂戴していたのだ。

そこで私は中司さんにこう返信した。

「あした、福岡でセミナーとイベントをやるので、そちらにお越しになりませんか。日報に特化したコンサルティングというのは興味深いので、プレゼンのお時間を差し上げますよ」

●予定が複数入っておられたようだが、山口から急きょお越しになった。
ホームページの印象では繊細なエリート風だが、実際にはがっちりした体育会系のイメージ。そんな中司さんの話はとても面白かった。

●今の目標やテーマに応じたオリジナルの日報(A4サイズ)を作り、それに毎日記入していくことによって行動や思考を自分流にマネジメントしていこうという主旨。発想がユニークだし、氏の顧問先から業界一の会社が複数でているという実績もある。

それでいて、話はユーモラスで謙虚なので、間違いなくこの本をきっかけに全国区で活躍される方だろう。

詳しくは私自身がまず『なかづか日報』を読んだのち、ご紹介したいと思っている。

●それにしても今回の福岡は栢野さん、下野社長をはじめ、皆さんのおかげで充実した密度の濃い二日間を過ごすことができた。

ありがとうございました。