●盆休み最終日の昨日は、行きつけの床屋で散髪し、ホットヨガのスタジオで滝のような汗を流した。心身ともにすっきりした気分で駅に向かい、新幹線で福岡へ向かった。
●福岡ではセミナーがある。その前にＡ子さんが今年5月に結婚されたので、そのお祝い会をやろうというわけだ。
8年ほど前、まだ大学生だったＡ子さんが私のセミナーに参加された。
そのときに、「人生で最初に読んだビジネス書がこれです」と私の本を手にもっておられた。
●私は感激したが、同時に申し訳なく思い「それは恐縮です」と頭を下げた。すると彼女は、「いえいえ、この本のおかげでビジネス書がおもしろいものなんだと学生の私でも思えましたので、武沢さんのおかげです」と言われた。
●彼女はネット関係のビジネスをされているご主人を手伝うために長年つとめた会社を辞められた。公私にわたって大変充実しておられ、表情も口調もキラキラと輝いてみえた。
●せっかくなので美味しいものを食べようと、天神の『池三郎』に七人が集まった。この店は、食通の梁瀬さんも絶讃する「炊きギョウザ」の専門店で、うわさ通りの美味しさに会話も弾んだ。
★炊きギョウザ→ http://bit.ly/r0BTpN
●飲み物をオーダーするのも忘れるほど会話が盛り上がった。
なかでもＳＭＩプログラムの販売で30数年間にわたって日本をリードしてこられた下野社長のモチベーション談義には思わず聞き入ってしまう。
私たちは知識や技術の開発ばかりに目がいきがちだが、内面の強化が欠かせない。とくにパーソナルモチベーションを身につけることが人間には必須のテーマなのだということを再確認した。
●テンションとモティベーションは別のもの。
テンションはちょっとしたことで上がったり下がったりするが、モティベーションはその人についてまわる。それは心構えなので、自らモティベーションを開発してきた人にとっては、周囲の状況でそれが上下することはない。
成功するために大切な「一貫性」というものは、積極的かつ安定したモチベーションの産物にほかならない。そうしたものを開発するには、徹底した反復あるのみ。
そんな話題を次々にされる下野社長。氏の講演が人気なのも分かる。
●カフェ「江戸マッチョ」のユリさんは画家でもある。いや、本職が画家で、ふだんは「江戸マッチョ」というお店を経営しているというべきか。
お父様の仕事の関係でブラジルの奥地で生活されていたこともあり、彼女の作品はどこかアマゾンの香りがする。写真でしか作品をみたことがないので、今回の福岡滞在中にお店で実物を見てこようと思う。
★江戸マッチョ http://www.edomacho.com/
●栢野克己さんはこういう場では聞き役に回るのがうまい。効果的な質問をするので、話すほうは気持ちよく話せる。
席上、福岡の有名企業「株式会社やずや」さんの話題が出た。
すると、「そうだ！武沢さん、明日の早朝勉強会に顔を出さない？毎週水曜日にやずやさんの旧本社でＳＭＩの勉強会をやっていて、矢頭美世子会長もほぼ毎回参加されている。お引き合わせしますよ」という。
この勉強会は30年つづいているそうで、興味があるのでおじゃますることにした。
★矢頭美世子会長
http://www.sminet.jp/success-story/yazuya/index.html
●炊きギョウザのお店を予約してくれたのはチケットぴあ九州で営業ディレクターをされている梁瀬さん。氏とも10年近いおつきあいになる。
物静かな語り口はタレントの瑛太にそっくり。チケットビジネスをされているだけにクールな口調ながらも話題は実に豊富。九州だけでなく全国で行われているショーやイベントのことが頭に入っているのではないかと思えるほどだ。
●そんな梁瀬さんのお気に入りのバーでクールダウンし、お開きになったのは午前2時。やずやさんでの早朝勉強会に参加するので3時間睡眠でいくしかない。
●翌朝、6時起床。30分以上も寝過ごしてしまった。
あわてて洗面を済ませ、タクシーに飛び乗った。20分遅刻して会場入りしたので、すでに勉強会が始まっていた。サムライトの光岡社長もおみえだ。
勉強会のあとの朝食会まで、たっぷりと会長のお話しをうかがった。
笑顔が素敵な方で、人前でお話しをされる機会も多くなられたとか。
今では「やずや」グループ企業の経営は矢頭徹社長に任せ、もっぱらエンジェル（個人投資家）として若手経営者を支援されているという矢頭会長。最近、本もお書きになった。栢野さんの著書とあわせて読んでみようと思う。
★『社長室はいりません やずやの少数盛栄経営』（矢頭美世子著）
→ http://amzn.to/oPCbMX
★『創業者夫婦が初めて語る「やずや」の秘密』（栢野克己著）
→ http://amzn.to/ohcZMk
●さあ、今から江戸マッチョ、そしてセミナー開催と続く。
