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続・読書は戦略だ

●先日の「がんばれ!ナイト in 札幌」は「時間倍増」をメインテーマに佐藤等さんと、マンダラ手帳クィーンの佐藤幸枝さん、それに私のトリプル講師でお届けした。佐藤幸枝さんのすごいマンダラ手帳活用術については、この春、画像付きでご紹介しているのでそちらをご参照願いたい。
→ http://www.e-comon.co.jp/wordpress/?p=277

●昨日と今日の二日間は、ドラッカー学会の重鎮、佐藤等さんをご紹介している。

「本をたくさん読んでも実行しなければ意味がない。多くの本を読んできたことを誇るよりは、成果と貢献を重視したい」

そう思った佐藤等さんは『経営者の条件』の輪読会のあと「私にとって重要なことはドラッカーを究めることである」と決めた。

そしてすぐに始めたのが毎日更新するドラッカーブログ、「ドラッカリアン参上/ドラッカー・ファン増殖計画」というもの。
→ http://blog.livedoor.jp/pfd/

●私は2006年に札幌で佐藤さんにお目にかかっているが、お互いに日刊で情報を出している者同士、敬意を表してご挨拶した覚えがある。

「ひとつのことを5000時間やれば、その分野で頭を抜け出すことができる」と佐藤さんは、「極端なことをいうと、誰も見ていなくてもいいので自分のために続けよう」と毎日ブログ更新することを誓った。
先日試算してみたらこの10年間で6,000時間はドラッカー研究だけのために費やしてきたことになる。ついにそれが3冊の本になった。

・『実践するドラッカー・思考編』(ダイヤモンド社)
→ http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=2958
・『実践するドラッカー・行動編』(ダイヤモンド社)
→ http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=2959
・『実践するドラッカー・チーム編』(ダイヤモンド社)
→ http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=2960

●10年前『経営者の条件』を読んだ仲間で佐藤さんのように本が出せた人は何人いるのだろう。

佐藤さんのセミナーを聞くと、まるでそこにドラッカーがいるようだ。
通訳がいらないので、かえって分かりやすい。

<佐藤語録>(武沢流の理解なので、「語録」ではないが。)

・目標が未達成で終わることの一番多い原因は、時間を割り当てていないことから生じる「燃料不足」に起因する。

・年令とは燃料である。若さとは人生の燃料がたくさんある状態のことをいう。だが、一日一日で見れば誰もが同じ条件になる。
24時間という燃料タンクを満タンでスタートでき、誰もがその燃料をフルに使い切ることができる。大切なことはその時間を管理し、重要なことに集中するこ
とである。

・明確に成果が出る方法、それは同じことをくり返すことである。何にどれだけ時間を使ってきたかということである。問うべきは才能ではなくまず、習慣であ
る。よりよい習慣が才能になり、それが卓越性に発展する。

・「自分の強味が分からない」という人がいるが、それを見つけるには、過去をみるがよい。あなたの過去において、強味が発揮できた場面が必ず何度かあるはず
だ。しかも強味とは通常「動詞」である。

武沢補足・・「動詞」とは、書く、読む、売る、作る、話す、まとめる、などの行為を表現したもの。強味=動詞とは、私にとって新発見である。

・私(佐藤)は本一冊を書くのに150時間の時間資源を充てる。一回2時間の執筆マスを75コマ確保する。通常、三ヶ月のなかでそれをやる。そうした割り当てを
行うことができれば、本一冊は必ず書ける。

・私(佐藤)の強味はコレクター(集めること)。ドラッカーだけに6000時間費やすとか、『経営者の条件』だけを41回読むとか、同じことをくり返すことを厭
わない。いや、むしろそれを喜ぶほうである。

・非生産的な時間を廃棄しよう。
何を廃棄すべきか見つけるために、一年に2回、二週間かけて時間の使い方を記録するようにとドラッカーが語る。あるとき、それをやってみてビックリした。
全活動時間の10%もメール処理に使っていた。
メールでなくても済む用事は電話に切り替えたところ、2週間で10時間も浮いた。記録してはじめてわかることがある。

・優先順位とは、常に一番をやるものである。一番の次に二番を、そして三番をやる、というわけではない。
ひとつ終わるたびに立ち止まって次の一番を選ぼう。
同様に、劣後順位(決してやらないこと)もしっかりと決めておく。
そうしないと人間は劣後順位に手を伸ばしてしまうものだ。

・5年間、全然業績が伸びていないという社長は、自分自身が5年前と時間の使い方が変わっていないもの。
廃棄する仕事、他人に任せる仕事を決めて、もっと重要なことに集中する時間を作らないかぎり業績はかわらない。

部下に仕事を任せるのが下手な社長に私が提案することは、思いきって丸投げしてしまいなさいということ。そうすれば、部下の方から聞いてきてくれる。中途
半端に作業指示したり、部分的な権限委譲などをするから、部下も育たないし社長の時間も生まれない。
丸投げが基本。

●ドラッカー一本に絞って読書をした佐藤さん。たったそれだけで、18万部の本を出し、ドラッカー学会の重鎮として全国を講演行脚されるようになった。

重要なことに集中しよう。それは読書テーマについてもいえることを証明してくれた。気分のおもむくままに漫然と本を選んでいては成果につながらないおそれがあるのだ。

●最後にお知らせ。

マンダラ手帳愛用者の佐藤さんは、この秋、マンダラチャートフェスティバルで講演される。私とほぼ同時期にマンダラ手帳と出会い、以来この手帳一冊で自らをマネジメントしてこられた。

佐藤式時間管理術と手帳術に興味がある方はこのイベントに足を運ぼう。私はイベントの実行委員なので、もちろん参加する。

★マンダラチャートフェスティバル

・Facebook → http://www.facebook.com/event.php?eid=230306783646186
・通常のホームページ → http://www.mandalachart.jp/

<佐藤さんに関する詳細はこちら>

★佐藤等公認会計士事務所 http://www.satou-cpa.jp/
★ナレッジプラザ http://knowledge-plaza.biz/index.html
★Facebook「実践するドラッカーファンページ」(いいね!で入ろう)
→ http://www.facebook.com/pages/%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8/188609224519195