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タブレットとソーシャルメディア

●何度も申し上げているが、「iPhoneやiPadを買いたいが家族の許可がおりない」と苦笑いしている社長では時代に置いていかれるだろう。

「FacebookやTwitterをやっているヒマがあれば仕事をやって下さい」と部下に叱られている社長も大同小異である。遊びのようなもの、オモチャのようなもの、変な道具から新しい時代が作られていくのだ。

●電気も蓄音機も自動車もパソコンもインターネットも携帯電話もみなそうだった。

むしろ中小企業の社長は、全社をあげてiPhoneやiPadを導入し、全員がFacebookやTwitterを使うように教育訓練すべきだろう。

●新しいツールを武器にしたものが勝つことは、信長も孫さん(ソフトバンク)も証明してきたではないか。
10年以上前に「一人に一台パソコン化」が叫ばれたのと同じで、今や「一人に一台タブレット」または「一人に一台スマートフォン」なのである。その覚悟をすぐに予算化しよう。

●今月名古屋でスタートする「経営指針講座」(同友会会員限定)は7回通っていただくものだが、その中に二時間程度「iPhone&iPad活用」というメニューを取り入れることにした。

まず、Wish Listの作成と整理に使う。そして講座のなかで作りあげた経営指針書をいつでもiPadで見られるようにする。
それを『キーノート』(プレゼンソフト)で印象的なプレゼンに仕上げ、最終日には全員がプレゼンを行うことにする。

●オリエンテーションでそんな予告をしたところ、三つの質問を受けた。

1.iPhoneもiPadも持っていません。どうすれば良いですか?

<私の回答>・・買ってください。静観している時ではありません。

2.iPhoneとiPad、どちらを買えばよいですか?

<私の回答>・・用途が若干異なるので、できれば両方。予算がなければ、まずiPadを買ってください。

3.もし活用できなかったらどうするのですか?

<私の回答>・・誰かにあげてください。でもそうならないよう、社員か子供から個人レッスンを受けてでも活用して下さい。

●昨日はある会議に出席した。この秋に開催されるマンダラ手帳利用者の祭典「マンダラチャート・フェスティバル」の実行委員会である。

この実行委員会そのものもFacebook内にグループが作られ、そこで連絡を取りあっている。
何しろ実行委員は全国に散らばっている。北は札幌から南は福岡まで30名いる。そのメンバーが顔を揃えるのは至難のワザ。
おのずと、Facebookグループを利用しようということになり、かなりの頻度でネット上での会議が始まっている。

●「マンダラチャート・フェスティバル2011」もFacebookで集客することが決まった。
従来のホームページの場合、専門家に作り込んでもらわねばならないが、Facebookはいますぐにでも告知を始めることができるし、何よりも管理が楽だ。

●「がんばれ社長!」が主催しているセミナーでも、Facebook経由での申込み比率が高まってきている。先月と今月開催する「Facebookセミナー」の場合、出席者の約半数はFacebookから。

イベントを告知する側も一分で告知が完了するし、申し込む側にいたっては一秒で出席申込みできる。キャンセルも簡単。そのイベントを自分の友人に紹介する場合でも「いいね」ボタンをクリックするだけで口コミを起こせてしまう。

●「そんなに簡単に申込みできるぐらいなら、キャンセル率も高いのでは」と思っていたが、実名顔写真入りのFacebookなら無責任な行動はとれない。

●「いやぁ武沢さん、どうも私は新しいのが苦手で」という人はマンダラ手帳の松村先生を見習っていただきたい。
1939年お生まれの先生は、平日毎朝ユーストリームで動画配信されているのだ。毎朝お一人で動画収録され、それをアップしておられる。しかもそのたびに新しいフリップを手作りで作製されている。もちろん出張先のホテルでも休まないのだ。伝えたい、という思いがあれば、道具の操作を覚えるなんて優しいものなのだ。

http://www.ustream.tv/channel/%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%A8%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%92%E8%B1%8A%E3%81%8B%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A9%E3%81%AE%E7%9F%A5%E6%81%B5