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烈々たる気迫をもつ

●NHKと日経BP社が共同製作したDVD「ザ・メッセージ」が廃盤となった。残念なことである。

私はこの商品に登場する松下さん(パナソニック)や吉田さん(YKK)、盛田さん(ソニー)、塚本さん(ワコール)などが大好きで何度くり返して観たかわからないほど。
もしまだご覧になっていない方はamazonなどで流通している商品を入手されると良いだろう。

●松下幸之助さんの講演映像をまとめたDVDもメーカー在庫(PHPさん)がごく僅かとなっている。

先日の通販号外でご紹介した「DVD松下幸之助 信念の経営」・・経営者はどうあるべきか・・(PHP製作発売)は、メーカー在庫があと二本という連絡がはいった。
いったん在庫が切れてしまうと「絶版」になる場合と、売れる可能性があれば「増刷」になる。その場合には通常一ヶ月待たねばならない。

「DVD松下幸之助 信念の経営」など、一本のDVDに8講演分がダイジェストで入っている。しかもハイライト部分だけが抽出されているので、すべて聞き逃せないお話ばかり。

●このDVDをプレイヤーに挿入したとたんに、あなたのテレビやパソコン画面が、松下幸之助講演の最前列真正面、かぶりつきの一等地になるわけだ。
臨場感バツグンに松下幸之助講演が再現される。

松下さん86才の時の講演、「中小企業は強い」・・1980年5月28日 大阪中小企業振興フォーラムにて、こんな話をされている。

・・・富士のすそ野のように中小企業が強くて広がっている国は強い。
大企業に負けない中小企業はまだまだ限りなく発展するもの。それがなければ各業界の発展はない。中小企業はもっと自信をもってほしい。

「石油が4倍になって困った」とか、「中小企業やからもうあかん」、
「そんな競争できへん」とさじを投げるようなことをあえてしているのではないか。
松下電器も今は皆さんのおかげで多少大きくなりましたけども、元は中小企業でありました。
以前は5人、6人、10人というような状態でやってました。しかし、そのときのほうが思う存分に仕事ができました。
「こういうことをやったほうがええな」と思うと、あしたからできた。
今そう思ってもなかなかできません。下までおりていくのにも暇がいります。そのように考えてみますと、中小企業の間は、なつかしいですよ、私は。非常にご飯もおいしかった。
このごろはご飯を食べるのにも、のどに通らんと思うようなことがあります。これは本当でありますから、私は中小企業は一番いい、一番愉快である、楽しみであると思うんです。
・・・

●その他、こんな演題の講演が続く。

・「喜びの連続が繁栄を生む」 幸之助86才
・「長たる者は自己観照せよ」  〃
・「不景気は人がつくり出す」  〃 89才
・「衆知による経営を」     〃 88才
・「不景気は商売の師匠」    〃 88才
・「経営者は常に要望者であれ」 〃 87才

●これでお値段 15,750円 は本当にお買い得だと思うがいかがだろう。

★購入・詳細説明 ⇒ http://ganbare.pk.shopserve.jp/SHOP/PHP003.html

●「確たる信念をもっている人は、不景気のときほど儲ける」と松下さん。
氏が昭和51年につくったのが「不況克服の心得十ヵ条」というもの。

一気にご紹介しよう。

第一条 「不況またよし」と考える
不況に直面して、ただ困った困ったと右往左往していないか。
不況こそ改善、発展へのチャンスであると考える前向きの発想から、新たな道もひらけてくる。

第二条 原点に返って、志を堅持する
ともすれば厳しさに流されて判断を誤りやすい不況時にこそ、改めて原点に返り、基本の方針に照らして進むべき道を見定めよう。そこから正しい判断も生
まれ断固とした不況克服の勇気と力が湧いてくる。

第三条 再点検して、自らの力を正しくつかむ
ふだんより冷静で念入りな自己評価を行い、自分の実力、会社の経営力を正しくつかみたい。誤った評価が破綻を招くのである。

第四条 不退転の覚悟で取り組む
なんとしてもこの困難を突破するのだという強い執念と勇気が、思いがけない大きな力を生み出す。不況を発展に変える原動力は烈々たる気迫である。

第五条 旧来の習慣、慣行、常識を打ち破る
非常時ともいえる不況期は、過去の経験則だけでものを考え行動してもうまくはいかない。これまで当然のこととしてきた習慣や商売の仕方を、徹底的に見
直したい。

第六条 時には一服して待つ
あせってはならない。無理や無茶をすれば、深みにはまるばかりである。無理をせず、力を養おうと考えて、ちょっと一服しよう。そう腹を据えれば、痛手
も少なくなる。終わらない不況はないのである。

第七条 人材育成に力を注ぐ
「苦労は買ってでもせよ」というが、不況とはその貴重な苦労が買わずとも目の前にあるときである。好況のときにはできない人材育成の絶好の機会とした
い。

第八条 「責任は我にあり」の自覚を
業績低下を不況のせいにしてはいないか。どんな場合でも、やり方いかんで発展の道はある。うまくいかないのは、自らのやり方に当を得ないところがある
からである。

第九条 打てば響く組織づくりを進める
外部環境の変化に対する敏感な対応は、よい情報も悪い情報も社員からどんどん上がってくる、お互いの意思が縦横に通いあう風通しのよい組織であってこ
そ可能となる。

第十条 日頃からなすべきをなしておく
不況時は特に、品質、価格、サービスが吟味される。その吟味に耐えられるように、日ごろからなすべきことをなしていくことが必要である。