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読者からの質問

●連日届いている感想や質問のメール。その都度回答できないものがかなり貯まってきたので、今日、その一部に返答する。
あなたも質問や意見や提案があれば、何なりとメールしてほしい。

●1.「努力では誰にも負けない」という稲盛和夫氏(JAL会長)ですが、武沢さんは自分を努力家だと思いますか? (31歳、会社員)

<武沢>基本的に私は猛烈な努力家だと思う。しかし誇れるほどではない。努力はもちろん大切だが、遊びにうつつを抜かしたり放逸な生活のなかから何かをつかみ、そこから立ち上がってくることもある。
人によっては、遊びや不真面目が努力の一部分になっていることもある。だから、うわべだけにこだわってはいけない。
ま、質問の主旨がどこにあるか分からないが、努力家になることが素晴らしいのではなく、努力したくなるような目的を持つことが素晴らしい。目的をもった人は、本人がどう自覚しているかは別にして、はたからみればすごく努力しているようにみえるのだから。

●2.がんばれ社長!には映画や温泉のネタが多いのですが、どうしてそんな時間が取れるのですか? (31歳、会社員)

<武沢>どうして時間が取れるかだって?それに時間を割り当てたからに決まっているではないか。
予定を入れたら、あとは行動するだけ。私は映画や旅行が好きなので、ほかの予定よりも優先してそれらのスケジュールを入れておく。
観に行く映画や芝居の座席まではるか以前から決まっている。当日になると、他にやりたいことがあって行く気がしなくなることもあるほどだ。それぐらいでちょうど良いのだ。
あ、そうそう、先週は友人と国技館の桟敷で相撲を観たぞ。ボストン美術館(名古屋)にも行ったな。あと、先週だけでヨガに4回も通った。週末には映画『わが心の歌舞伎座』も観た。実に素晴らしかった。
それでも、仕事は結構はかどるものだ。

●3.「経費削減のために東京オフィスを撤退」なんて発表しないでほしいです。武沢さんはもっと夢を与える存在でいて下さい。「がんばれ社長!」に対するイメージが今回の東京撤退で、そこかしこの自営業者とかぶってみえてしまいました。(東京の女性自営業者)

<武沢>期待を裏切ったようで、申し訳ないと思う。しかし、「そこかしこの自営業者」で良いと私は思っている。
それより、隠し事やハッタリが嫌いなので嬉しいときは無邪気に喜んで自慢するし、不調になったときも素直にそれをさらけだす。
それであなたがガッカリされても、どうしようもない。
もともと、東京オフィスの撤退については、それほど大勇断というわけでもない。近々引っ越しする予定だったし、引っ越し先が決まらないまま名古屋オフィスに家具を持ち込むという程度のことだ。

●4.東京オフィスの撤退は間違いではないのか?経費削減は結構なことだが、名古屋本社を撤退し、東京に一局集中させるのが正解だと思うが、いかが。
(「東京と名古屋にオフィスと住まいがあるTさん」)

<武沢>なるほど~。それもあったな。正直、そこまでは考えが回らなかった。「ホームが名古屋、サブが東京」というアイデアには意表を衝かれた。次に東京オフィスを構えるときは(たぶん二年以内)、名古屋を引き払って来るぐらいのつもりでいよう。京都のある友人が「東京は大嫌い」と言っていたが、私は東京が大好きだ。

●5.今年から「がんばれ!講座」が始まったので、私も受講したいと思っています。しかし今のところ東京開催の予定しかありません。
以前のように地方開催をしてくれませんか?できれば集中コースを札幌でお願いしたい。(「札幌の経営者」)

<武沢>う~ん、そこが悩ましいところだ。仕事で全国を回りたいのは山山だが、過去に札幌や福岡で集客に苦戦し、大いに懲りたことがある。福岡には栢野氏という強烈な相棒がいるので何とかなるが、札幌にはまだ強烈な仲間がいない。(候補は何人かいるが)そうだ!あなたが音頭をとって10人ぐらい集めてくれないか。私も10人ぐらい呼ぶ。そうやって結束すれば、一気に可能性が高まる。
どうだろう?

●6.かつて「非凡会」の集まりが各地にあったが今はどうなっていますか?もし可能であれば新潟でも「非凡会」をやってほしい。それに、武沢さんをご案内したい地元の名店(鮨屋)もありますし。(新潟の社長)

<武沢>地元の名店と聞くとグラッとくる。新潟は魚も米も酒も空気も美味いので、ぜひ行きたいと思っている。ただ、今年行けるかどうかは微妙だ。
それよりも、どうしてみんな「来てくれ、来てくれ」としか言わないのだろうか。恋人に「逢いたい、逢いたい」とメールを送るだけの男性が彼女に逢えないのと一緒で、もっと具体的なオファーを出してはどうか。
相手の重い腰があがるようなプランを用意すればよい。私の場合は、外部から依頼されたときの講演料は30万円(1~2時間)だが、メルマガ読者からの依頼なら予算の相談に応じている。
仮に、受講者から5,000円の会費を徴収して30名の集客をすれば15万円集まる。会場代と講師の交通・宿泊費ぐらいは幹事同士で負担すれば、呼びたい人が呼べるようになるはずだ。そういう起業家精神で企画にあたってほしい。
また、商工会議所や同友会、法人会、JCなどなど、所属している勉強会に提案して企画を通せば、他人のふんどしで相撲が取れる。
それもできないというのなら、自ら交通費を払って東京のイベントに来たほうが早い。
それが、地方にいる経営者や起業家の学び方だと思う。実際に、それをやっている仲間が各地にたくさんいるぞ。最近だと、高崎(群馬)の若者たちに感動した。実に熱心なグループで、高崎の未来は大いに明るいと思った。去年の大垣も素晴らしかった。今年もそんな地域との出逢いがたくさんあることを楽しみにしている。

●7.マンダラ手帳の使い方に関する記事がすごく参考になりました。
武沢さんの手帳を直接みてみたいです。それは可能でしょうか?
また、どうしたらそれが可能になるのでしょうか?(福井県の社長)

<武沢>私が開催している講座やイベントにお越しになればお見せする。手帳を写真に撮っても構わない。また、名古屋で定期開催している「名古屋マンダラ手帳研究会」ではお互いの手帳を見せ合っているので、一度お越しになってはいかがだろう。福井から名古屋ならそんなに遠くはないのでおすすめしたい。

・・・今日はこのあたりで。