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手帳活用に成功する方法

●早く起きてすぐに出社し、朝から仕事に集中する。定例業務やメールチェックはあとまわしにして、まずは重要業務を先にやる。私の場合は読書と企画開発と計画だ。それを4時間ほどやってから定例業務に移る。

●マンダラ手帳用のリフィル「日間実践計画」で作った一日の時間割に沿って集中して仕事をする。夜はホットヨガで滝のような汗を流し、晩酌はピタッとやめて軽めの夕食を済ませ、録画番組をチェックして23時には眠る。

●昨年暮れからそうした生活を始めてちょうど一週間になるが、正月にドカ食いしたものの体重が減り始めている。もともと「休養明け」に弱いと思ってきた私にとって、これは近年まれにみる好調な正月明けだ。

●そのせいだろうか?
元日の朝刊をみていたら、年末に買った宝くじが1万円当たっていた。
熱田神宮での初詣で、おみくじを引いたら「大吉」だった。こいつは春から縁起が良い。
こうした小さな幸運を大切にしながらより大きな勢いを生み出していきたい。開運は自らの行動から始まるものだと思う。

●好調のきっかけは、昨年12月18日。

札幌から佐藤幸枝さんをお招きして「名古屋マンダラ手帳研究会」で講演していただいた。佐藤さんは建設会社で経理事務をされていて、講演が本職ではない。しかし、一冊のマンダラ手帳を一年間休みなく使い続ける達人として、私は佐藤さんこそ「日本一の手帳の使い手」だと思っている。だから、そのノウハウを是非とも知りたいと思っていた。飽きることなく一年間、楽しんで手帳を司令塔として使い続けることができたら、必ず人生もビジネスもうまくいく。問題なのは、手帳に向かう集中力がどこかで途切れることだ。

●スケジュール帳としての手帳なら誰だって一年間使い続けられる。
しかし、目標設定手帳、行動管理手帳としてのマンダラ手帳を一年間休まずに使う方法を知ることができれば、それだけで100万円の価値があると思う。
ましてやその手帳に経営計画の内容も盛り込むことができれば完ぺきではないか。

●「名古屋はあったかいですね、札幌は雪が積もってますよ」と笑顔であいさつされた佐藤さん。名古屋の手帳研究会メンバーはもちろんのこと、マンダラ手帳開発者の松村寧雄先生も聴講されるなか、「佐藤式手帳活用術」を1時間にわたって語ってくれた。
25名の出席者は佐藤さんを取り囲むようにしてそのスゴイ手帳をのぞきこみながら受講した。

そのとき撮影させていただいた画像がこちら(フリッカー)
→ http://www.flickr.com/photos/takezawa/

●もし相談されれば、私は「マンダラ手帳を使おう」と申し上げるが、あなたのお気に入りの手帳があればそれでも構わない。

以下、一年間使い続けるためのマンダラ手帳術を書く。

1.用意するもの

・マンダラ手帳1冊(サイズや色はお好みで)
・リフィル(フリー型 年2冊以上、日間実践計画 月1冊)
・【マンダラWish List】最低1冊(できれば3冊以上)
・蛍光ペン(ゼブラ「マイルドライナー」4色or8色セットが最高)
・ペン(パイロットCOLETO4色ペン又はゼブラ・クリップオンマルチ)
・消しゴム(なんでもよい)
・ペンケース
・タックインデックス(コクヨの透明保護フィルム付き)
・付箋(手帳の目的ページがすぐに開けるようなもの)
・収納用の「ポケット付箋」
・スティックのり
・はさみ
・カラープリンター
・適当なノートまたは便せん1冊(何でも良い)

これで、準備万端ととのったことになる。

2.下ごしらえ

・マンダラ手帳用リフィルの「フリー型」を1冊取り出す。
1ページ目に年間個人目標を書く。2ページ目に年間仕事目標を書く。その下書き作業を適当なノートで行う。この段階で構えすぎない。日頃から考えていることなので、思いついた順にお好きな色のペンでサクサクと書く。ミス記入を恐れてシャープペンで書いてはならない。シャープの文字は気迫に欠ける。

・「フリー型」の3ページ目の右肩から順に1月~12月の数字を書いたタックインデックスを貼る。
3ページに1月の個人目標、4ページに1月の仕事目標を記入する。
5ページには「2月」or「2」と書いたインデックスが、以降、奇数ページにインデックスを一年分貼ってしまう。
各ページの中心角には前もって「2月個人」「8月仕事」というようにタイトルを書いておくと良い。

・画像を集める
あなたの目標達成を連想するもの、尊敬している人物、あこがれの人、ほしいもの、行きたいところなど、モティベーションが上がって楽しくなる画像を少なくとも50点、できれば100点ほど集める。
インターネットを使って画像を集め、「手帳用画像」というパソコンフォルダーを作ってそこに貯め込む。

・画像を印刷する
マンダラ手帳のメモ欄や余白にそれらの画像が貼れるようなサイズに調整して印刷する。ワード文書に画像だけをたくさんまとめておいて印刷すれば紙と時間の無駄がない。それを切り取ってマンダラ手帳のいたるところに貼っていく。通常は「MEMO」欄の上部か下部に貼る。ちなみに私が週間行動計画の各ページに貼った画像は次のとおり。全部で百枚近く貼った。

・浅田次郎氏(朝型の習慣をお手本にしたいから)
・河井継之助(志を貫いた男)・三億円の札束(それぐらいは作るから)
・沖縄のエイサー女性(パッションが伝わってくる)
・土方歳三と近藤勇(最強の剣士軍団を作ったから)
・葛飾北斎(70以前の仕事はとるに足りないと豪語したから)
・真木よう子(かっこいいから)
・古今亭志ん生(人生が落語だから)
・阿波踊りの女性(かっこいいから)
・だるま像(解脱したいから)
・渡部昇一(書斎での写真がかっこ良かったから)
・オーガスタとリンクス(ここでプレイしたい)
・キム・ヨナ(金メダリストだから)
・エーゲ海の碧い海(行きたい)
・ブルースリー(こんな肉体にしたい)
・ゼブラクィーン(狂気性が好き)
・すきやばし次郎(この人に握ってもらいたい)
・矢沢永吉とミックジャガー(永遠のロッカー)
・あうん像(運慶の彫刻の迫力)
・アルパチーノとロバートデニーロ(男らしい)
・カシオペア号(北海道に行くとき乗りたい)
・チェゲバラ(革命を本職にした)
・レディガガ(やんちゃ)
・フィレンツェのワインバー(隠れ家として)
・AKB48(勢いがある)
・中村天風師(積極一貫を忘れない)
・おいしそうな食べ物(かに、穴子、はも、ステーキなど)
・好きな景色(ヨーロッパアルプス、カナダの湖、富士山など)
・尊敬する人、好きな人
・本(読みたい本、感銘を受けた本、書きたい本)
・品物(ほしい時計、電動自転車、バッグなど)
・家族(伴侶や子供、親)

そのほか、あなたの好きな画像をたくさん集め、それをどのページのメモ欄や余白に貼るのか決めよう。一年先のページまですべて貼ってしまう。記入スペースが減ってしまう心配はしなくてもよい。
とにかく先にどしどし汚していこう。

・マンダラ手帳にリフィル群を装着する。手帳左側から順に挟む物は下記の通り。

1.「フリー型」(上記の仕込みが済んだもの)
2.【マンダラWish List】
3.「日間実践計画」
4.手帳本体
5.見開き右側に「フリー型」(用途は後述)

●ここまでの作業を1~2日で終える。平日の夜にコツコツやるか、週末を利用して一気にやってしまおう。結構時間がかかるが楽しいし、非常に大切な作業と心得てやってほしい。

<残りの後半部分は明日に>