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2011年の決意とシステム

※あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

●「中小企業や個人事業主にとって会社の業績は、100%社長ひとりの責任です」。そのように私は各地で申し上げてきたが、当然、それは私自身の問題でもある。

●「高収益・安定成長・好財務」を目標にしている我が社だが、昨年は赤字決算を出してしまった。無論これは、私一人の責任である。
決して手をこまねいていたわけではない。毎月の試算表を元に、最善と思える経営判断をしてきたつもりだ。税理士やスタッフともミーティングし、夏ぐらいからは「社長、経費を減らしましょう」と提案されてもきた。

●そのたびに私は、「いや、来月からは “コレ” の収益が加わるので、事態は大幅に改善する。むしろ節税がいるぐらいだ。コスト削減は不要!」と強気を貫いてきた。
だが、結局、”コレ”の開発が遅れ、その間赤字がたれ流された。
“コレ”の開発が完了したあとも期待していた成果が上がらず、プロジェクトは中途で頓挫した。そんなことが一年で複数回あると、赤字になって当然だろう。

●業績は「遅行指標」である。「先行指標」でも「現行指標」でもない。今日の仕事の「遅行指標」なのである。

今日やった仕事が数週間から数ヶ月後に業績となってあらわれる。今日開発した新製品の売上が数週間から数ヶ月後に期待外れに終わることはつきものだが、もし、毎日やるべきことをやらずにいたら、期待落差は一段と大きくなる。

●よって今年から(正確には今日から)時間の使い方を劇的に変えることにした。開発と経営管理に重点を置いた時間の使い方にする。

まず、出社時刻を午前8時とする。
その後、4時間かけて開発と経営管理の仕事を先にやる。その日が締め切りの仕事やメールチェックなどは後でやる。具体的にはこうなる。

05:30 起床
08:00~12:30 計画、企画・開発
12:30~14:00 メルマガ
14:00~15:00 昼食、ウォーキング
15:00~16:00 号外原稿
16:00~18:00 メール対応、ミーティング、読書、来客
18:00~22:00 セミナー、講演
セミナーがない日は夕食、企画・開発、読書、運動
23:00     就寝

●今年からやめる(減らす)ことは、

・夕食会や会合への参加(和僑会と指針講座、マンダラ関連除く)
・二次会参加
・晩酌
・娯楽の読書
・60分以上のテレビ

●今年から優先的に時間を割くことは

・重要な仕事(経営管理と企画・開発)
・読書
・運動

●それを実行し続けるためのシステムとして「マンダラ手帳」を使った独自のシステムを考案した。
昨年暮れ、”マンダラクィーン”の佐藤幸枝(札幌)さんが教えてくれたすごい方法をベースにして、私なりの工夫をした。これによって昨年までとはひと味もふた味も違う日々が送れるはずだ。

<明日につづく>