●今年のプロ野球 日本シリーズは７戦のうち幾つかが地上波で全国放送されないという。放送権料に見合う視聴率が取れず、スポンサーが集まらないと各局が判断したようだ。
「なんだよ」と不満に思うが、民放各局は受信料が無料である。収入の大半を広告料で賄っている以上は、番組づくりが視聴率を意識したものになるのはやむを得ない。
●それと同じで、メルマガやブログなどで広告収入を得ている場合、発行者は視聴率に相当する数字を意識しなければならない。
以下、メルマガ広告に絞ってこの話題を考えてみたい。
●メルマガ広告の視聴率に相当するのが「メルマガ読者数×広告クリック率」ということになるだろう。
私も『がんばれ社長！今日のポイント』の発行を10年続けられたのは、読者、広告主、私のそれぞれが有形・無形の利益を得てきたからだと思う。できれば、その関係がこれからも続いてほしいと願うが、メルマガ発行を広告収入だけでまかなうことはそれほど簡単なことではない。それは民放経営と同じなのだ。
●特にこの数年でメルマガをとりまく環境が大きく変わった。
競合の多様化である。ブログをはじめ、ミクシィ、フェイスブック、ツイッター、タンブラーなど、続々と新しいコミュニケーション手段が増えてきたことで、メルマガそのものの発信力が低下している。
また、検索連動広告や動画広告など、ネット広告のメニューが多様化し、メルマガ（特にテキスト広告）に出稿する広告主やそれを売りたい代理店が減ってきているのだ。
どこをどう見てもメルマガ広告の未来にはアゲインストの風しか吹いていないようだ。だから、かつては意気揚々とメルマガに参入してきた人が、次々に撤退して他のメディアに移っていかれる。
●では、「がんばれ社長！」はどうするか。
選択肢は三つあると考えている。ひとつは、テキスト広告に見切りをつけて他の分野に移ること。
もうひとつは、逆風が吹いているからこそ読者のためにも広告主のためにもなる新しいテキスト広告サービスを行って、シェアを高め、売上を伸ばすこと。
もうひとつは、上記の両方を行うこと。
『がんばれ社長！今日のポイント』は今、二番目を選んでいる。
●先月、「メルマガ10周年記念・特別広告キャンペーン」をスタートした。これは、号外広告以外のメニューがすべて半額になるというもので、おかげさまでヘッダー・記事中・フッタのまとめ買いに注文がたくさん入った。
当初は一ヶ月を予定していたが、11月14日（日）まで期間を延長した。
●新しい広告主が誕生し、新しい感覚の広告を入れていただくと読者はそれにすぐ反応する。
既存の広告主でもウリモノやウリカタが新しいと読者は敏感に反応する。
たとえば、先週お届けした「マエダ販促」さんのこちらの号外広告には、867のアクセスがあり、クリック率は2.66%だった。
⇒ http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=2706
マエダ販促さんの販促ポスターが売れただけでなく、メルマガ読者も多数集まったそうで、前田社長直々に感謝のメールをお送りいただいた。前田社長宛にアポの依頼もあったようである。
●ほぼ同じアクセスがこちらのホームページにも集まっている。
⇒ http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=2707
こちらは一年に一度掲載していただく「クローバ経営研究所」さんのマンダラ手帳の告知で、858アクセス（2.63%）という数字だった。
●ヘッダー広告も特徴が明確であれば、1%を超えるアクセスが集まっている。そうした企業や個人の方からは当然、まとまった数の追加注文をいただいているので、よく登場する広告主のものは反応が良いと思っていただいて間違いない。
●たとえば、ヘッダー広告の場合、通常46,200円（キャンペーン価格は23,100円）である。
その広告費で仮に20人の人に2,300円の商品を販売したら広告費を全額回収できたことになる。そればかりか、20人の新規顧客名簿が実質無料で集まったことになり、大成功の広告といえるだろう。
●この会社がもし、過去の統計で10アクセスで一人売れるという結果がでていれば、200アクセス集める工夫をすればよい。
そうなるような広告原稿を考えればよいのだが、それは原稿のコピー力だけの問題ではなく、アクセスを集めるための企画力も問われるわけだ。
「こんなものあります」「こんなセミナーをやります」という告知だけでは広告費を回収できない可能性が高い。広告出稿時には、かならずそれにあわせて企画を盛り込もう。
●同じ広告枠でありながら800アクセスする会社もあれば、40アクセスで終わる会社もある。その差は20倍にもなる。
先月出稿していただいたある広告主は、ヘッダー広告に40アクセスしか集まらなかったということで、一度の挑戦で「読者属性が違う」と去って行かれた。セミナー告知の広告だったが、大変残念である。
●メルマガ広告が比較的苦手にしているものはセミナー告知だろう。
テーマと時間と場所が思いっきり限定されるので、クリックが限定されてしまう。できれば、セミナー単品での告知はおすすめしていない。
できれば資料や冊子の請求やメルマガ購読など、他のオプションを用意することでトータルのパフォーマンスを上げよう。
●貴重な告知原稿（5行か8行）にセミナー情報しか載っていなかったとしたら、アクセスを拒否しているようなことになるので、「セミナーもやっている」という程度の位置づけで告知していただきたいと思う。
●逆にいえば、メルマガ発行者としてはセミナーに限定した広告など、内容によっては広告料金を変えるべきかもしれない。
私がメルマガを発行する主旨は、日本の社長、とりわけ中小企業の経営者にがんばってもらいたいからである。
そういう主旨からいって、全国各地のセミナー情報をお知らせすることは大いに価値あることで、それにもっと力を入れたい。
また、出版社や著者からの書籍PR広告もそれと同様の意味で、他の広告とは差別化した価格設定が必要かもしれないと思っている。
●創意工夫でアクセス数は20倍以上の開きがでる。
あなたもこれを機会に自社製品やサービスの販促をデータ管理しながらやってゆこうではないか。
できれば、「がんばれ社長！」などネット広告への出稿を通して、販売促進に磨きをかけていってほしい。
ご不明な点はお気軽にご相談願いたい。以下、今やっている広告キャンペーンお知らせ。
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平成22年11月14日（日）まで
＜キャンペーン内容＞
◎期間中、特別価格として以下の料金に割引きをさせていただきます。
（全て税込）
通常価格 キャンペーン価格
・ヘッダー広告：46,200円 ⇒ 23,100円／1回
・記事中広告： 25,200円 ⇒ 12,600円／1回
・フッター広告：10,290円 ⇒ 5,145円／1回
・簡易号外： 94,500円 ⇒ 70,875円／1回
・号外広告： 199,500円 ⇒ 149,625円／1回
それに加えて、3回・6回・9回のセット割引もあります。
◎ご希望の方はご予算に応じて独自のプランを作成させていただきます。
◎「明日にでも掲載したい！」というあなた
入稿スケジュールの特急対応もご相談承ります。
・会社名、ご担当者名、告知したい商品、サービス、告知予定HP
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24時間以内にご回答いたします。（土・日・祝日は除きます）
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＜メルマガ広告に関するお問い合わせ＞
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また「号外広告」は、全面的に武沢が執筆いたします。御社の製品サービスを告知したHPアドレスと訴求点をメールでお知らせ下さい
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【編集後記】
◆3年前の「鶴舞劇場」閉館に続き、愛知県最後の砦だった「ライブシアター銀映」（ストリップ劇場）も昨日、ついに閉館となりました。
それなら一度行っておきたかったのに、今日の朝刊でそれを知り、あとのまつり。かつては風俗産業の代表だったストリップも娯楽の多様化で減少の一途をたどり、ついに愛知県から絶滅してしまいました。中部地区で残るのは岐阜の「まさご座」だけ。がんばってほしい。
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