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お詫びと開き直り

●何も文句を言われていないのに、ひとり勝手に「悪いことしちゃったなぁ」と思い、自己嫌悪に陥ることがある。

くよくよ考えてはいけないと思い、昨日、小池龍之介氏の著書『考えない練習』を買ってきた。まだ読んでいないので、あれこれ考えてばかりいる。

●私の場合、誰かのことをメルマガで書いた翌日あたりが要注意日で、最近だとライブレボリューションの増永社長にも「あんな風にしか書けずに申し訳ない」と一人反省したし、”関東のS社長”にも勝手に書いてごめんなさい”と心で詫びた。
昨日号の “東伸の藤吉社長” には、原稿が下手くそでお詫びにあがらねばと思っている。

★株式会社東伸 → http://www.cstoshin.co.jp/

●書いている時は夢中なので、どこか「ライティング・ハイ」になっている。一晩寝かして冷静に読み直す時間が必要なのだろう。だが、現実には、その日の午前から昼にかけて書いたものを午後に配信している。もちろん何度も推敲するが、「ハイ」気分での推敲ではあまり効果がないようだ。

●昨日の「東伸さん」の原稿について少々訂正と補足を。

少しでも東伸さんという会社のすごさや藤吉社長の魅力と経営力の確かさをお伝えしたいと思って書いたのだが、一方的な誤解と筆力不足があったと認識している。

●1.「会社見学」について

東伸さんは、学生や学校関係者以外の工場見学は辞退しておられる。
「いつでもOK」のように書いたが、それは事実に反していたのでお詫びして訂正したい。
実は、すでに昨日の原稿を読まれた複数の方々から、「早く東伸さんの会社見学会を企画して下さい」というメールを頂戴していたが、いったんこの話は白紙に戻してほしい。

●2.「学歴うんぬん」について

読み方次第では、「高卒はダメだ」とも読める原稿を書いた。しかしそれは、「意識の違いの例」としてたまたま使われたまでで、高卒者を否定したり高卒採用を拒否されているのではない。
このあたり、完全に配慮に欠けてしまったことをお詫びして訂正したい。

●最後にすこし「開き直り」

オフレコはもちろん守るし、道義に反するようなこともしないつもりだが、日刊メルマガ作者に向かって話すこと、書くこと、行為することは、基本的に原稿に使われるかもしれないと覚悟していただきたい。

「お父さん、恥ずかしいからそんなことまで書かないでよ」と子供に言われたことがある。そのとき一瞬ひるんだが、私は父親の威厳をみせて厳かにこう言った。

「それがお父さんの稼業なんだから。ある程度は我慢しなさい」

●また、本当は「これ」を書いてほしかったのに、武沢さんは勝手に「あれ」の方を書いた、と失望されることもある。そんなことは日常茶飯事で、それが私のアンテナなのだからしようがない。

●一番安全なことは、実話や実名原稿を書かないこと。

だが、それでは去勢された牛のようなメルマガになってしまう。牛の場合は、去勢したほうが肉が上質になるらしいが、メルマガはどうなのだろう。

また、本人チェックを事前に受けるのが一番確実なのだろうが、広告原稿でもない限り、私が書く原稿を校閲してもらうことはしない。

それだけに私には責任がある。これからも、9割5分の責任感と5分の開き直りでもってメルマガ道に精進していきたい。