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ポッドキャスト活用

●相変わらず話し下手ではあるが、私が昨年暮れに受けたインタビューの様子が昨日、ポッドキャストで配信された。そのせいだと思うが、まぐまぐのメルマガ読者が増えている。
番組名は、早川洋平の著者インタビューポッドキャスト「人生を変える一冊」という。

●新聞記者出身の早川洋平さんが、本の作者を取材し、今イチオシの一冊(自著)を聞きだす。同時に、作者自身の人生を変えた一冊も聞くというもの。

私は、『使える!社長の四字熟語100選 経営に効く!』を取りあげ、自分を変えた本としては、『竜馬がゆく』と『ライフワークの見つけ方』を語った。
番組内容にご興味がある方はこちらにアクセスし、パソコンでお聞きになるか、iTuneにダウンロードして音声プレイヤーでお聞き願いたい。
→ http://ameblo.jp/kiqtas/

●ジャニーズ系イケメンの早川さんが経営する有限会社CKプランニングは、「KIQTAS(キクタス)」ブランドで様々なポッドキャスト関連サービスを提供している。
中心になる活動は、企業のマーケティング支援。ポッドキャストを使った顧客創造や顧客満足向上などを支援するのが強みだという。

●私の予備知識では、ポッドキャストは伸び悩んでいると思っていた。
数年前にネット界の話題を一身に集めて登場したが、ビジネスとして採算に乗せるのが困難で、昨年あたりからYahoo!や新聞各社が相次いでポッドキャストから撤退しているはずだ。

そんな中で、早川さんがあえてポッドキャスト活用に積極的になっている理由を知りたいと思った。逆取材のようではあるが、以下、文責は私にある。

武沢:まず改めて、ポッドキャストとはどのようなものか?
早川:インターネットを使って音声データを配信するもので、ユーザーは一度登録すればあとは更新された情報だけが自動的にダウンロードできてiPodやiPhoneなどのデジタルプレイヤーで聞くことができる便利なサービスだ。

武:ブログやメルマガとどう違うか?
早:文字ではなく音声なので、発信者の想いや息づかいなど、文字だけでは伝わらない感情や表情を伝えられるのが特徴。ちょうど、ラジオ番組のパーソナリティーに親しみを覚えるのと同じことが期待できる。また、外国語の学習のように、そもそも音声でなければならないサービスや、ニュースのように速報性が求められる分野でもポッドキャストが活用されている。

武:日本のポッドキャスト利用者はアメリカに比べてまだまだ少ないと聞くが。
早:日本ではポッドキャストが思ったほど爆発していない。それは、まだ魅力ある番組がそれほど多くないから。今後、ポッドキャストならではと思える番組が増えれば、必ずユーザー数は増えてくるはず。

武:たとえばどんな番組?
早:すでに始まっている番組も含めて言えば、通勤電車や車内で新聞や雑誌の代わりに聞くニュース番組、人気ラジオ番組のポッドキャスト版を好きな時間に好きな場所で聞く、語学学習や資格取得の番組配信、本の著者インタビュー、ヨガやピラティスなどのレッスン番組、金融や為替、投資などの知識や情報の番組、経済や経営を学ぶ番組などなど、これから期待できる分野がたくさんある。

武:「キクタス」の狙いや強みは?
早:私自身、新聞記者時代に培った取材力、とくに相手から情報を聞き出す力をつかってポッドキャスト番組を持っている。それが、【人生を変える一冊】で、それに連動させた無料メルマガやブログの発行も行っている。

武:メルマガやブログとポッドキャストを連動させるとはおもしろい。だが、すべて無料なのでは?
早:そう、全部無料でやっている。
収益サービスとして、企業のマーケティングコンサルを行っている。たとえば、企業のPRや広報のためにポッドキャストを立ち上げたり、企業と顧客との関係強化、特に販売促進のためのポッドキャスト活用をコンサルテーションするのが本業だ。

武:興味深いが、大手新聞社の多くが撤退するなど、収益化が困難な点も多いと聞いている。
早:従来、難しいと言われていたのはポッドキャストの視聴者の属性取得。あと、ポッドキャストから直接的な集客や販売が困難で、結局、たいした手応えをつかめないまま撤退する企業や個人も多かったようだ。

武:そのあたり、何とかなるのだろうか?
早:私自身のこれまでポッドキャストプロデュースの経験から生み出した「PDFキャストマーケティング」という手法がある。それを使えば、視聴者の属性把握や、音声番組から直接集客や販売につなげることが可能になった。

武:なにか事例はあるか?

●その場でデモを見せてくれた早川さんだが、ここでは長くなるので割愛する。たしかに、氏の考案した方法を使えばビジネス化は可能だ。

機会があれば「がんばれ!ナイト」にもご登場願おうと思っているが、ポッドキャストそのものや、ポッドキャストを使ったマーケティングに興味がある方は、早川さんのホームページにアクセスして資料を取りよせるなどしてみよう。

★キクタス http://kiqtas.jp/