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目指せ!パー

●この週末、いろんな事情があって小樽と札幌で連夜にわたり関根社長( http://www.kk-sekine.com/)が熱唱する沢田研二を聞く羽目になった。
私も負けじと三波春夫でお返ししたが、歌唱力の点で関根社長の足下にも及ばない。単なる場数の違いだけではない声質や声量の差を見せつけられた格好で無念である。

●その関根社長は100歳までの人生計画をお持ちだ。そして、氏があこがれる人物がトーマス・パー氏だという。「誰、それ?」と尋ねると、ウイスキーの『オールド・パー』のモデルになった人なのだそうだ。

●パー氏はとにかく長生きした。100歳になっても女性と不倫して家庭問題になり、152歳まで元気に生きたという。

本当にそんな人がいたのだろうかと思い、今朝ネットで調べてみたらウィキペディアにこう載っていた。(以下、武沢抜粋)

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トーマス・パー(Thomas Parr, 1483年? – 1635年?)は152歳まで生きたとされるイギリス人である。しばしば「オールド・パー」「オールド・トム・パー」の異名で呼ばれる。
伝承によると、パーは80歳になるまで結婚しなかった。一男一女をもうけたが、いずれも幼くして死んだ。自身は、その長命の理由を菜食主義の実行と道徳的中庸にあるとした。
とはいえ、100歳前後のころに女性問題を起こし私生児を生ませたと言われている。最初の妻が死んで後、齢122歳の時に後添いを得た。

パーの高齢はイングランド中の噂になり、ルーベンスやヴァン・ダイクにも描かれた。
スコッチ・ウイスキーの銘柄『オールド・パー』は、パーにちなんで名づけられたものであり、ラベルには彼の生没年といわれる年号が記されている。
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●う~ん、すごい。私も菜食主義と道徳的中庸というやつをやってみたい。
80歳まで独身を貫き、その後結婚したが100歳で不倫し家庭の外で子供を作る。122歳で奥様を亡くしたがすぐに再婚。そんなパー氏の人生を思えば、60歳や70歳はまだ若者、50歳は子供のようなものだ。

●トーマス・パーの存在を教えてくれたわけだから、関根社長の歌声「危険なふたり」(沢田研二)が今も耳から離れないことぐらい、我慢しなければならないだろう。

よし、今夜の寝酒は『オールド・パー』で決まり。