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和僑会が元気

●昨日、東京和僑会のイベントには60名を超える起業家があつまって勉強と交流を行った。
基調講演のトップバッターは大津山訓男さん(元IBM幹部)。氏の講演では、ダボス会議の様子や和僑会内でのTwitter活用の可能性、日系企業にとって魅力的な中国都市やアジア諸国内のでビジネスチャンス比較など、今後ますます妙味が増すアジアビジネスについて語っていただいた。まったく知らない最新中国事情がいっぱいあって、1時間では足りないぐらいの盛りだくさんだった。

★大津山さんのTwitter → http://twitter.com/kuniokuma

●第二部が私。
『百年に一度の危機でも結果が出せる経営力』というお題をいただき、経営理念と顧客創造をテーマに30分ほどで語った。どんな時代がやってきても、どんな場所でもビクともしない経営力を持つにはこの二つを確立していくしかないという思いである。

●第三部が和僑会の筒井修会長の講演。『香港からみた日本の近未来』というテーマで30分ほどお話しいただいた。こんな内容だった。

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私はときどき、こうして日本に戻ってきますが、毎日日本のテレビを見ていると自分の頭がパーになるような気がします。誰と誰が付き合ったとか別れたとか、朝から晩までお笑い系の人が司会するワイドショー番組のオンパレード。それをずっと見ていると、こちらの頭だけでなく、マインドまでもがおかしくなるのを感じる。
日本の国際競争力がどんどん低下している要因のひとつにテレビ番組の質が上げられるのではないかと思うんですね。
大前研一氏が「知の衰退」ということを言っているが、皆さん、そんなテレビ番組に慣れちゃっているから気づいていないだけなんですね。

もちろん香港にもワイドショーはありますが、朝から晩までやっているようなことはない。特に朝と昼は、どのチャンネルを回しても国際ニュースや、経済・マーケットに関する情報番組が主流。香港では、そういう番組の方が視聴率が高いんだから。

どうかグローバルに視野を広げていただいて、これからのビジネスリーダーは時間軸と地軸での大局観を養ってもらいたい。日本という国で、今住んでいる場所で、今のビジネスを今のやり方でやることが果たして最善なのかどうかをもう一度確かめてほしい。

日本はとっくの昔に鎖国を止めたのだから、起業家はもっともっと国外に目をむけて勉強し、交流し、ビジネスしていってほしい。そのためにも「和僑会」のネットワークをフルに活用してもらいたいと思っている。
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●懇親会ではたくさんの人が中華料理に舌鼓をうちながら交流した。
そんな中には、「あなたすごいねぇ!」と思う若者が何人かいた。ある若い女性起業家は、WEBの同期をとる技術特許を取得し、日本で会社を興そうとしたが、和僑会の知人にアドバイスされて本社を香港に作った。そして、日本国内マーケット用には別の日本法人をつくり、香港本社ではアジア全域やヨーロッパを見すえたマーケティングを行うという。さらに、その先にあるIPO(株式公開)は、東証だけでなく香港や中国での上場も視野に入れて動いていくという。
サラリーマン時代にはヨーロッパに渡ってドイツ語と税理士の資格も取っておいたという彼女。岡山県にある高梁(たかはし)という超がつくほどの田舎から、こんなセンスをもった女性が生まれたのは、早くから彼女が海外へ渡ったためだと思う。

●さて、香港で始まった「和僑会」が今では、深セン、上海、モンゴル、シンガポール、台湾にも出来た。今後は中国の主要都市や、タイ、ベトナム、フィリピンに広がり、ヨーロッパ、アメリカ、中南米、アフリカを含めた世界ネットになっていく。
それをつなぐニューロン(神経細胞)がWEBになるが、今後はそれにTwitterが加わる可能性も高い。

●そして今日、9月17日には北海道で和僑会ができる。大津山さんと筒井会長は今ごろ札幌入りされたはずだ。
これで日本国内の和僑会は、北海道、東北(近日スタート)、東京、京浜多摩、中部、関西、九州、沖縄の八つになった。日本和僑会と、海外和僑会との交流もこれから活発になる。

●次の大きなイベントは10月24日(土)に行われる深センで合同イベント。

≪和僑アジア大会2009 in SHENZHEN ≫
~既存枠を超えて、新しい未来へつなげよう~

◇日時:2009年10月24日(土)12:30~22:00

http://www.wa-kyo.com/advance_name.asp?id=540

私はここで基調講演させていただくが、誰もが参加できるオープンイベントなので興味がある方はこの機会にWEBから問い合わせみよう。
その翌日にはマカオで和僑会幹事サミットがあり、その翌々日には、タイ(バンコク)に飛んで和僑会を立ち上げてくる。