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ウィークリー雑感

■クイズ

この二つの号外広告、同じサービスを告知したものです。しかし、反響(注文数)には数倍以上の差が出ました。はたして、どちらの方が良い反応だったでしょうか?

・ http://www.e-comon.co.jp/magazine_show.php?magid=2679
・ http://www.e-comon.co.jp/magazine_show.php?magid=2713

正解はこのメルマガ後半に。

■読者メール
(昨日号「メンターについて」に多数のメールが届いています)

・2009年5月21日号「メンターについて」
http://www.e-comon.co.jp/magazine_show.php?magid=2716

1.私は異論あり(東京都、Wさん)

「メンター」の存在を真っ向から否定してさぞやお気持ち良かったことと存じます。メンター否定、すなわち尊敬する人ももたず、敬愛する存在も持たずに生きることがそれほどすばらしい事なのでしょうか。
なにもかも我流で生きていくことがそれほど価値あることなのでしょうか。はなはだ疑問に思いましたが、持論の述べ方としては本日号(5月21日号)のメルマガは大変参考になりました。
(後略)

2.久しぶりに活が入りました(岐阜県 Nさん)

初めてメールを差し上げます。久しぶりの活のはいるコメントで、さすがであると感嘆して返信させていただきました。
なかなか このように なんて言うのでしょうか? 人の目を引くための逆説を唱えるのではなく、ご自分の信念に従い 多数派に意見にもの申す姿勢はとても勇気づけられます。
今後とも期待していますので、がんばって配信を続けてください。

3.メンターは不要だが、ロールモデルは必要 (長野県 Sさん)

本日配信の 2155 号『メンターについて』を拝読し、快哉を叫びました。「企業家は、困難な判断を次々と迅速に下さなくてはならない運命にある」という私の定義によれば、メンターを必要としている企業家というものは自己矛盾に思えます。相談できる同志や親友に先輩、コンサルタントは必要ですが、それらとメンターは違うものでしょう。

(中略)

百歩譲って、経営者にメンターが必要であるとしても、メンターは、その繋がりの深さゆえ、ある経営者にとってはベストマッチングであっても別の経営者とは合わないこともあるでしょう。自分のメンターを熱く語られても困るのは、ここにも原因がありそうです。

私は昔から「尊敬する人は?」という質問が苦手です。100% 尊敬できる人などいるはずもなく、「あの人を『尊敬する人』に含めるということは、あの人のこの部分まで肯定することになりはしないか」などと要らぬ心配をしてしまう癖があるのです。

そんな私にとって、梅田望夫氏が『ウェブ時代をゆく』に書いた「ロールモデル思考法」は大変受け入れやすいものでした。ロールモデル思考法とは、「この人のような人になりたい」というロールモデルとなる人を設定し、その人のどのような点を自分も望むのかを考え、それを実現するための方法を考えて実行する──というものです。ロールモデルとなる人のすべてを肯定したり望んだりする必要はありません。

梅田望夫『ウェブ時代をゆく』

例えば、私にとってのロールモデルの一人は、M氏というプログラマーです。彼は山陰地方で、身を立てるにはこれほど不利な場所はないと思われる場所に暮らしながら、全く新しいプログラミング言語をゼロから作り上げ、それが全世界で使われるようになって IT の世界で有名人になり、今では地域を巻き込んでいます。そんなM氏は私にとって、この上ないロールモデルとなっていますが、メンターではありません。

少々、自分語りが過ぎました。今後も、歯に衣着せぬ鋭いご意見を楽しみにしております。

<武沢より>

「メンターについて」、「開運の方法」、「PHP訪問記」、「仕事がしたい」、今週は毎日読者メールが届き、楽しい一週間でした。一通も反応がない一週間は、やっぱりつまらないですからね。

■初めてもらったタクシー運転手からのお礼状

先日京都で3時間ほど観光タクシーを利用しました。運転手のIさんと世間話をするうちに彼は「名刺をくださいますか」と言いました。
名刺をもらっていったいどうするのだろう、と思っていたら二日後、Iさんからお礼状が来てびっくり。
その文面はこうです。
・・・
この度は、観光タクシーをご利用頂きありがとうございました。充分なご案内は出来なかったと思いますが、旅の思い出の1ページにでもお役に立てていれば嬉しく思います。またのお越しを心からお待ち致しております。旅のお疲れがでませんように、どうかご自愛下さいませ。
京都個人タクシー協会所属 ○○グループ観光事業本部
代表  △△ △△
電話、FAX、携帯、住所
・・・

京都では今までに何人もすばらしい運転手に遭遇してきましたが、ここまでされる人はいませんでした。ですから、過去の運転手のお名前も顔も思い出せませんが、Iさんは、このハガキ一発で私の携帯登録完了。今度なにかあれば、彼に予約を入れることになるでしょう。

よその業界では当たり前のことでも、うちの業界では感動ものになる、ということは本当にあるのです。

■「がんばれ!ナイト」 メニュー追加・修正

以下のように若干、予定を変更して開催します。日時、場所は変わりません。

・5月28日(木) リーダーの生活習慣、勤務習慣
ゲスト:株式会社ライブレボリューション 増永寛之社長
飛び入りゲスト:タイを中心に東南アジア事情に詳しい
阿部俊之さんの乱入スピーチ決定
※セミナー・懇親会とも満席のため受付終了

・6月17日(水) 顧客創造の具体的な方法(武沢)
ゲスト講師:「10分で相手を見抜く驚異の適性試験」
(ジェイック知見寺さん、長瀬さん)

・7月10日(金) 松下幸之助の心とPHP研究所(PHP清水卓智取締役)

・8月27日(木) 速読をマスターする(ビジネス速読術 寺田昌嗣代表)

・9月11日(金) 社長のための経営数字(武沢)
ゲスト:「自己理解」「他人理解」のための『サブパーソナ
リティー・トランブ』の世界へようこそ 角本紗織社長

・10月20日(火) 手帳一冊ですべてを管理する
(ゲスト講師:マンダラ手帳松村寧雄社長)

・11月12日(木) 2010年計画を作る (武沢ワンマン)

・12月16日(水) 人と組織の作り方 ゲスト小倉広社長(フェイス総研)

■「がんばれ!ナイト」を東京以外でも開催します。

まず決まったのは次の2会場。

◆8月12日(水) 「がんばれ!ナイト」in 広島
◆7月31日(金) 「がんばれ!ナイト」in 大阪

・会費:3,150円
・テーマ:100個の【Wish List】と、ひとつの戦略的短期目標の設定
・講師:武沢 信行
・対象者:「がんばれ社長!」読者
・申込み: http://www.e-comon.co.jp/training_show.php

■岡山非凡会 開催決定

日時:2009年6月19日(金) 18時半から2時間半
場所:岡山駅周辺で手配中(幹事:池本さん)
テーマ:「来年をガツーンと切り拓く戦略的短期目標の設定」(武沢)
会費:3千円
申込みはこちらから → http://hibonjuku.com/20090619.html

■  オープンオフィス・サパー in 東京

メルマガ読者であれば、役職年令性別関係なくご参加いただけるオープンオフィス・サパー。

次回開催は、
・2009年7月17日(金)、午後6時30分開会、9時10分閉会、出入り自由
・もちもの
缶ビール、おつまみ、おかず、ワイン、シャンパンのいずれか。
当方では紙コップと紙皿だけ用意してお待ちしています。

・東京都港区 西新橋3-15-8 虎ノ門デュープレックス リズ 1503号
有限会社がんばれ社長 東京オフィス 電話:03-3433-7681
・予約 不要
・問い合わせ info@e-comon.co.jp(森本まで)

<年内の開催予定> 10月21日(水)

■荻野さんの号外にまったく真逆の感想メールが

2009年5月20日号外配信の内容について、真逆の感想が届いています。
5月20日号外→ http://www.e-comon.co.jp/magazine_show.php?magid=2713

●魂が感じられなかった (新宿 Mさん)

・・・突然のメッセージ失礼いたします。
いつもメルマガ楽しみに拝読しております。「がんばれ社長」メルマガは、まだ登録したのは最近なのですが、武沢さまの言葉には、「心」というか、「誠実さ」と「本質」が出ていて、読んでいて心に突き刺さってくることが多いです。
号外版の広告でも、武沢さまがちゃんと吟味しておすすめをしているので、説得力あります。

そんな中、とても生意気な発言を一つさせてください。
(読者として感じたことです)

今回(5月20日)の、号外版には、武沢さまの「魂」が感じられませんでした…
なんだか、広告文を転載しているだけのような…
若干さみしかったです。(広告版なので、仕方ないかもしれませんが…)

若輩者ですが、感じたままをお伝えさせて頂きました。無礼をご容赦くださいませ。また、明日も楽しみにしています!
「M」
PS:毎日これだけの文章を書き続けているのには、本当にすごいです。
今後も頑張ってください!
・・・

●感銘しました(豊島区 Sさん)

・・・ごめん下さい。突然のメールで申し訳御座いません。
5月20日号外の「歴史の陰に女あり、英雄の陰に軍師あり」の文章を拝見させて頂き感銘を致しましたのでメールを送付させて頂きました。

私は東京在住の、Sと申します。

現在起業に向けて準備中なのですが、改めまして、企業は人なりと言う言葉を痛切に感じております。
昨今、映画「レッドクリフ」がヒットしている様ですが、その映画を観ましても、人の魅力を最大限に引き出すのはやはり人であり、その引き出す作業を行う本人も魅力と力を付けていかなければならないのだと感じております。
(後略)
・・・

<武沢より>
Mさん、Sさん、感想メールありがとうございました。賛成意見にしろ反対意見にしろ、誠実なメールを頂戴すると何度か読み返したくなります。ありがとうございました。

では、問題の5月20日号外の広告主はどうだったのか、広告主の荻野さんからもメールが届きましたのでご紹介しましょう。

●広告の成約がすごいです(広告主の荻野さん)

・・・武沢さん、こんにちは荻野です。
半年振込の方が○件、月額カードの方が○件です。
前回は、無料PDFのダウンロードが○件ありましたが、そちらからの成約はまだありません。
すばらしい成果です!
武沢さんが書かれた原稿の次のくだりがインパクト抜群だったのだと思います。

・・・
こちらの荻野さんの電話コンサルのホームページを読んで感じることは、もともと知名度もシェアも小さい中小零細企業や個人商店では、不況などまったく関係ないということである。

適切な人に向かって、適切なアプローチを行いさえすれば、一気に集客や売上が何倍にもなるという勇気と確信を与えてくれるホームページである。
・・・

<武沢より>
冒頭のクイズ、正解は後者です。なぜそんなに大差がついたのか、私なりに思うことは、前者は売り込み過剰ですね。
荻野さんの魅力を私が語りすぎたようです。紹介者が熱くなればなるほど、それを聞いている側は引いていきますからね。紹介者は読者利益を優先することを忘れず、なるべく中立的かつ客観的でいたいもの。
ところが、広告主の商品サービスを調べていくうちに、ついついこちらが熱くなっていってしまうので売り込み過剰になるのですね。
時々、そのあたりの呼吸をわかっておられない広告主企業が、「もっと商品の素晴らしさを武沢さんが語ってくれ」という要望を出されますが、それが出来るもの(場合)と出来ないもの(場合)があり、また、そうすべき時と、そうすべきでない時があると思っています。

一番いいのは荻野さんのように、いろいろ試していって、ご自分流の広告成功パターンを見つけることだと思います。