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それを支える仕組み

昨夜の話。渋谷の焼き鳥屋にて。

「武沢さん、『がんばれ!社長』を改革しませんか。」
「改革? どうやって?」
「僕ならこうするというお話をしていいですか」

6杯めの生ジョッキをうまそうに飲み干して彼は、メルマガを定期配信するためには、それを支える裏側の仕組みが必要であるとする説を語ってくれた。詳しい内容は割愛するが、彼こと田口元氏による日刊メルマガ「百式」は、文字どおり年中無休だ。その実績を背景にしているだけに、抜群の説得力だった。いくつのか即戦力アイデアも頂戴して、来週からは「新・がんばれ社長!」になるかも。

百式:http://www.100shiki.com/

ひるがえってみれば、売上や利益を順調に伸ばしている会社には、それを支える仕組みが存在する。受注確保のための仕組みや、生産のための仕組みなどだ。これらの仕組みが適切に動いているからこそ、安定して高い成果を生み出すことができる。

同様に、メールマガジンを定期的に作成・配信するということにも二つの仕組みが必要なのだろう。
それは、

・日常の仕事をしながら、いかに書くかという「作業の仕組み」
・ネタを仕入れ、原稿を考えるという「仕込みの仕組み」

の二つだと思う。

前者の「作業の仕組み」とは、生活習慣やライフスタイルの一部として書く事を習慣にする、ということだ。“なぜ自分は書くのか”という目的が強くあり、書くことそのものが好きである限りは必ずクリアできる部分だろう。

問題は後者の方だ。「仕込みの仕組み」である。

自戒も込めて申し上げる。日刊マガジンは、発行・配信とサイト更新も含めて90分以内で終えることが出来てこそ安定的な仕組みだといえる。この90分という時間は個人差があってもかまわないが、時間の予算化は大切だ。

安定し、かつ生産的な仕組みがないまま、心意気と超人的な精神力だけで運営しようとしても長続きしないのかも知れない。

問題は何か?
それは、目標実現を支える仕組みがないこと、または仕組みがうまく機能していないことだ。「がんばれ社長!」は、毎日3時間かかっている。質を維持・向上させつつ時間半減に取り組む。その概要は、追ってご理解いただけるはずだ。