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アウトプット勉強法

●今朝、コーヒー豆が切れていた。散歩がてら神谷町交差点のスターバックスへ行き、まず隣接するTUTAYAで本をチェックしてみることにした。新刊コーナーに行くと、気になる本が一冊目に飛び込んできた。

「この作者どこかで見たぞ!」と思い、手に取ってみたら間違いなく「増永寛之」とあり、肩書きが「株式会社ライブレボリューション、代表取締役社長」となっていた。
そう、18万人が読む社長インタビューメルマガ『プレジデントビジョン』の増永さんだ。

●「友人なのにどうしてこの本のことは何も言ってこないのかなぁ」と思いつつも、さっそく一冊買い求めスタバでコーヒーを飲みながら一気に通読した。本当はさわりだけ読むつもりだったのだが、面白くてやめられなくなったのだ。

●読みどころが実に多い。

いつもの読書用付箋を持っていなかったので、ページの右肩を折りながら読んでいった。折られたページの数をかぞえたら31カ所もあった。
この本を読んで本代の何倍以上もの利益を得られる人は次の人たちだろう。

・社会人経験10年以内の企業や組織に勤務する男女すべて
・40未満の経営者(経営の勉強用に)
・40以上の経営者(自分用+部下用に)
・高校生以上の子どもを持つ親(親子で読む本として)
・学校の先生(子供の勉強意欲を高めるために)
・それ以外の自分を変えたい人

以上の方々におすすめできる。例によって私は、頼まれてもいないのにamazonにレビューを書いてしまった。

★amazon『仕事頭がよくなるアウトプット勉強法』(増永寛之著、サンマーク出版) http://www.amazon.co.jp/dp/4763199072/

●この本の内容について、私があまり紹介しすぎると読書のときの新鮮みが薄れるといけないので、キーワードだけを書く。気になった人は買って読んでみよう。

・「就業時間内に勉強したい」は二流の証拠
いくら業務に直結する勉強でも、勤務時間はアウトプットして成果を生む時間。インプットはプライベート時間にやるべし!

・「寝ててもいいから朝イチ出社」を始めよう
勉強のためのまとまった時間をいつ作るか、それは絶対「朝」。
7時から9時まで朝イチの勉強と情報収集で勉強時間の量に不足はない。当然、その分だけ夜のおつきあいは早めに切り上げるべし。
最初のうちは不慣れで、デスクで寝てしまうことになっても、とにかく続ける。鶴の恩返しみたいに誰も見てないところでコツコツやるばかりが正しいとは限らない。

・レベルの高い基礎がものを言う
小学校を終えて通知表が「オール3」だった作者。悔しくて、中学最初の通知表で「オール5」を取るためにやった増永流10日間学習法とは・・・。そして彼は宣言どおり「オール5」を取った。

・女の子にうつつを抜かさないようラブレターも開封しなかった
中学のときから将来社長になりたいと思っていた。社長になって成功するためには勉強ができないといけないと思っていた。だから、それに直結しないこと(たとえば「恋愛」)も時間とエネルギーのムダだと思ってきた。告白されても断り、ラブレターをもらっても
開封しなかたった。

・・・この箇所↑は、私(武沢)はマネしたいがしようがない・・・

・「勉強ができる人=仕事ができる人という定義は成り立つか」
増永さんは「おおむねイエス」と言っている。私もそう思う。
私の経験でも、尊敬している人や友人は、皆、勉強ができる人たちばかりだ。友人の中には、学校の成績は悪かったけど社会人になってよく勉強するようになった人もいる。
学歴はあるのだけど、大学で勉強しなかった人や社会人になって遊び癖がついた人は伸び悩む。そうした人は、結果的に「つまらない人」「過去の人」になり、あまり会わなくなってしまう。

・『スラムダンク』に学んだスクリーンアウト
時間を制するもの、勉強を制す。
スクリーンアウトの基本は、勉強時間を先に確保しておくこと。それをスケジュール帳に記入して、その時間を完全にブロックしよう。

・自分に宛てて送る一通のメチャクチャ長いメール
やるべきことや読むべき本、人にしてあげるべきことやアイデアなど思いつくたびに自分にメールする。
それを一日に一回、ジャンル別に一通のメールにまとめる。その作業のおかげで頭の中がすっきり保たれる。

・ライブレボリューションオリジナルの「ヤリヌキシート」公開。
「今日はやるべきことをやった充実した一日だった」と社員に実感してもらうために作った「ヤリヌキシート」。
その主旨は「今日の成果」に意識を集中することと、90点を目標にすること。

・本は全部読まない前提で買え!

・ビジネス書は一気に読み切らない方が良い!

・勉強のための読書は細切れ時間に読まない。細切れは情報収集に。

・ライブレボリューションでも始めた「チームリーディング」のやり方。

・増永寛之氏のメンター本はこの三冊。

・偉大な人が記録に残るのではなく、記録に残した人が偉大になる。
だから日記はディテールにこだわる。

・とびきり高価な「ドリームノート」を一冊持つ

・よく使われる心理テストや適性検査、その源流を勉強すると自社オリジナルの採用試験が作れる

その他、読みどころが一杯詰まっていて1,300円はお得。

★『仕事頭がよくなるアウトプット勉強法』(増永寛之著、サンマーク出版) http://www.amazon.co.jp/dp/4763199072/