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武沢日記

●1月14日(水)昼

証券会社の社長をやっている東京の友人からメールが来た。

・・・さて、私も太っているので毎年やせる目標を掲げる事にしていますが、武沢さんも色々と試行錯誤されている様子。
実は最近、もの凄い効果がある「針」を見つけたので、お暇な時に一度試されたら宜しいかと思いメールしました。
今まで、あらゆる薬や、方法、断食道場、色々試してみましたが、現在のところこれに勝るダイエットは有りません。
大体一週間で4~5キロは落ちます。(ちゃんとまじめにやれば2週間で10キロは楽勝)
中国針をお腹や、足に刺して、食欲と内臓代謝を上げて脂肪を落としていきます。
コストは30分の身体をほぐすマッサ-ジと痩身中国針を30分程度で7000円ですが、回数券10回分を買えば一回あたり6000円です。
一週間集中していけば簡単に5キロはやせます。
一ヶ月で10キロはあっと言う間です。僕の知人は2週間で14キロやせました。
私は2ヶ月で14キロでしたが・・・(二日に一回は呑んでいたので)診察時間は11時~20時までやっています。

お店の名は
(後略)

・・・

それはすごいことを聞いた。
そういえば、新春講演で久しぶりに彼に会ったとき、やけに顔色がツヤツヤしておられたのを思い出す。
私も速攻でそのお店に予約を入れた。初回は1月28日(水)午後2時半に予約を入れた。私も彼のように激ヤセしたい。
効果が出れば、メルマガでもご紹介したい。

●1月15日(木)名古屋の夜

北見式賃金で有名な北見さんから「会わせたい人物がいるので飯を食おう」と連絡が入った。
名古屋・伏見の「竹亭」へ行ってみると、「お連れ様がお待ちです」と個室に案内された。
そこには、某出版社の元部長のMさんがいた。最近独立されたそうだ。
顔つきがいい。オーラもいい。47才だそうだが、必ずこの人はこれから頭角を現す方だろう。
「竹亭」のコース料理とお酒にも満足したが、相変わらず冴えまくる北見節に酔わされた。あっという間の2時間半の夕べだった。

●1月16日(金)東京の夕方

新春講演にお越し頂いたS社長と東京オフィスでミーティング。彼女は女性経営者を支援するサービスをいろいろやっている。
私の講演「目指せ紅帯」が面白かったので、彼女主催の講座でもやってほしいということだった。快諾し、4月にやることになった。

●1月21日(水)名古屋の夜

香港和僑会の筒井会長と会食。15分おきに筒井会長の携帯電話が鳴る。どこにいても忙しい方だ。
結局、急用が入り、会食を早めに切り上げヒルトンのロビーに向かう。
私は帰ろうとしたが、私も関係あるので来いという。
ヒルトンでは、「中部和僑会」発起人の一人、中国人女性(今は帰化して日本人)の張さんがいた。
いきなり、私に中部和僑会の会長をやってほしいという。何が何だか分からないので筒井会長に私の身柄をあずけることにした。
1月29日に何かの結論がでる。

●1月22日(木)東京の夜

以前メルマガで田母神・前空幕長の懸賞論文問題に触れたとき、厳しく私を批判した女性とお会いした。
元々彼女は友人で、私の長女を連れて彼女の当時の自宅(コネチカット州)までうかがったことがある。

この日はまず浅草寺にお参りしてからおでんの「大多福」へ。
「改めて仲直りの乾杯」をしようとしたら、彼女はお酒が飲めないと気づいた。「でもまあ、乾杯くらい」と無理強いしたのが良くなかった。彼女はその後、地下鉄の構内で階段を踏みはずし転落。
駅員や警察の事情聴取のあと、救急車で病院に運ばれた。

幸い打撲で済んだが、松葉杖で一週間通院するらしい。大変申し訳ないことをしてしまった。彼女のご主人にも世話になっているのに。
飲めない人に飲ますのはやっぱりよくない。
でも彼女、そんなに飲んでいたかな?

●1月23日(金)東京の夜

通販商品を卸してくれている出版社NB社の担当者Sさんが異動になった。後任のNさんを連れてあいさつにお越しになった。
今後について軽いミーティングのあと、彼らと赤坂で比内地鶏を堪能した。
まだ具体的には公表できないが、NB社はこの春以降、大きく変わろうとしておられるようで楽しみだ。

●1月24日(土)東京の昼

致知出版社さんの大イベントにご招待いただいた。「いまをどう生きるか」というテーマで、五木寛之氏と松原泰道老師のダブル講演。
味わいあるお二人の講演を良い場所で聴きたくて、講演開始二時間前に行ってみたが、すでに遅し。前から8列目になってしまった。
東京プリンスホテル鳳凰の間は1000名満席で熱気むんむん。

今の世界同時不況の根本原因は宗教にある、という五木氏独特の意見は興味深かった。
だが、「今後数十年におよぶ鬱の時代の始まり」というくだりは受け入れがたいものもあったが、意見として筋が通っていた。

このイベントに参加したことを忘れないために、ホテルの隣にある増上寺で「招き猫」を買った。
とてもいい表情をしていて、思わず見とれてしまう。白と黒の二体買ったが、東京オフィスに飾ることにした。

●1月26日(月)京都の午後

新人の小田君を連れて京都駅前のPHP研究所さんを訪問した。
昨年、同じ京都の著名企業のコンサル部門を訪問し、冷たいあしらいを受けたことを思い出す。

しかしこちらは、あの松下幸之助翁が作った天下のPHPだ。
ビジネスの正否は脇に置いても、その対応はきっと素晴らしいだろうと思って訪問した。
こちらの目的は、松下幸之助さんがらみのコンテンツ。群を抜く商品群を『がんばれ社長!通販』サイトでも扱わせてもらえないかと思い、メールをお送りしたのがきっかけ。
「一度お立ち寄り下さい」と返事があり、約束の時間に訪問した。
担当部署の部長・係長・ご担当の3名が待っていてくれた。すぐに応接室に通され、名刺交換を済ませたところに役員のS取締役が入室された。

「え、いきなり役員さんも」と思った。私の緊張感もマックスに達した。
まずはこちらの自己紹介。当然この段階でS取締役はこちらのことはまったくご存知ないので、メルマガのことから話しはじめた。
私の四字熟語の著作をプレゼントさせていただき、その中にも幸之助翁の「熱海会談」のくだりがあるところなどを語らせていただいた。

(中略)

2時間半後、結局、すごいことになっていた。

目先のビジネスの話はすぐに完了。すぐに、「まずやってみましょう」ということになり、その後は、松下幸之助翁の話題で大いに盛りあがった。S取締役みずから幸之助翁が実際に使われていた部屋や、よく参られたお社、社員を訓育されるのに使われた和室や茶室などをご案内いただき、写真撮影も許可していただいた。

気づいたら外は真っ暗。玄関では我々の姿が見えなくなるまでお送り下さり大感激した。
さすがPHPさんだと思った。

そのときの画像がこちら → http://www.flickr.com/photos/takezawa/

うれしくなって清水寺に感謝のお参りをし、小田君と湯豆腐を食べてから帰路についた。