Best of がんばれ!社長  武沢 信行

ベストオブがんばれ社長!社長・経営者を応援する「がんばれ!社長」ベストメッセージ(メルマガ「がんばれ社長!今日のポイント」バックナンバーより選抜公開)

結婚記念日と離婚

      2016/05/10

ゆうべは有楽町でミーティング。すこし早めにきてビックカメラに立ち寄り、Apple Watch 用のベルトを手に入れた。今夜、バラの花と一緒にこれをプレゼントし、結婚祝いにするつもりだ。昨日号でも結婚記念日について書いたところ、何通かメールを頂戴した。まず、M さんと J さんのものをご紹介したい。

M さん(ドイツ在住、男性)
・・・
ご結婚記念おめでとうございます。花束贈呈、いいですね。私は、毎年一本ずつバラの花を増やしていきました。
(後略)
・・・

なるほど、一本ずつ増やすという洒落た手があるのですね。たしかM さんは私と同年なので、今年は30本ぐらいになるのでしょう。今後、50本、60本、それ以上贈れるようにがんばりましょう。

J さん(日本在住、女性)
・・・
本日のメルマガは、ホッコリしましたので思わずメッセージしてしまいました。奥様のコトを大事にする経営者が仕事で成功するし、真の豊かさだと私は考えています。武沢さんのような旦那様が増えるといいな~。
・・・

J さん、ありがとうございます。過大評価を避けるために申し添えますが、せめて記念日と誕生日ぐらいはきちんとして、夫や父としての威厳を保とうと必死、というのが実態かと思います。

そんなことで29回目の結婚記念日をむかえた今朝、シアトルにいる長女の夫・T 君(27) から FB メッセージが届いた。寝起きだったし英語がビッシリ書きつづられていたので読むのはシャワーのあとにしようかと思った。だけど気を取りなおして Excite 翻訳のお世話になり、すぐに読んでみた。そこには「僕たちの離婚が成立しました」と書かれていた。

ことの発端は今年の1月、長女(27)がひとりで日本に帰国し、一週間ほど日本に滞在した。「T 君は?」と聞くと「(マイクロソフトに)転職したばかりなので有給がとりにくかったみたい」と言っていた。2008年5月に家を飛び出し8月にふたりは結婚。その後、グリーンカードを取得した長女は、現地の大学を卒業したあとマイクソフトに入社した。ゲーム開発会社にいた T 君もその後、マイクロソフトに移った。二度ほど長女と一緒に日本に来た T 君は優しい好青年で私も家内も子どもたちからも絶大な信用と評価を勝ちとっていた。

正月休みがおわると長女はシアトルにもどっていった。「おねえはいったい何しに帰国したの?」と弟。「休みがとれたから家族に会いにきたんだろ」と私。「そうかな、なんか雰囲気がいつもと違ってた」敏感な次男はそういっていた。その数日後のことである。T 君から衝撃的な FB メッセージが届いた。

「お父さん、あなたの娘は私と離婚したいと言いだしました。お父さんは日本でそれを了承したのですか?先日の日本でどのような相談があったのですか?私は当惑しています」

10代のときから長女を愛してきてくれた T 君は 長女がもちだした離婚話に動揺していた。感情的になっているのが文面からも伝わってきた。長女が一時帰国したのはこれを話そうとしていたのだと合点がいった。

私はすぐに返信した。

「それは事実か?私は知らないし、日本でもそうした話は一度もでなかった。それよりもなぜ?」

その後、長女と連絡がとれた。長い長い国際電話をなんどもして、ようやく長女が考えていることが理解できたような気がした。離婚やむなし。どちらが悪いわけでもない。夫婦関係は他人がうかがいしれないペアリングの相性がある。完ぺきな妻と完ぺきな夫の相性が悪い、ということだってある。その反対もある。それがペアリングの妙だ。

29回目があったからといって、30回目もあると考えるのは早計かもしれない。だったら初心にかえって、今夜贈るバラは一本にしようと思う。

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