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続・断食だより


計画する時間と行動する時間の割合は何対何がよいのだろう。仮に一日10時間仕事をするとすれば、少なくともその5%~10%にあたる30分から1時間くらいは、計画作りにあてた方が良いのではなかろうか。

ということは、計算上、来年の計画作りのためにこの12月という一ヶ月を丸々計画作りに割いてしまっても惜しくないということになる。

それほどまでに12月は貴重だ。
「忙しい、いそがしい」と走り回ったり、「クリスマスだ、忘年会だ」と浮かれてばかりいるひまはない。
来年がうまくいくかいかないかは、ひとえに今にある。

単なる一ヶ月なのに、12月は他の一ヶ月とどう違うか?
それは、今年最後の月であり、来年を迎える準備ができる最後の月だから。そして、真っ新な手帳に計画を書けるから。気分的にも物理的にも12月はすでに新年にいる。

今のうちに充分悩みながら計画を練り上げよう。そうすれば、新年を迎えたときに迷わずに行動にうつせる。当日、現場で「さぁどうやってやろう」と悩みだすと、それが後回しの原因になっていく。
だから、今の段階から存分に悩んでおくのだ。不透明な部分はすべて消し去ろう。

さて、そんな思惑で先週から来ている淡路島断食道場。

10時消灯、6時起床。日中に研修プログラムがあるのだが、今回はすべてパスして自室にこもって計画三昧。食事と入浴と巡回検診は決めごとだから守るが、それ以外は全時間自由に使わせてもらっている。

では、来年計画の作り方をお話ししよう。まず昨日の確認から。

マンダラ手帳の書式を使って2008年の個人目標とビジネス目標を作る。
マンダラ手帳をお持ちでない方や、使いたくない方も、まず一冊買ってきてその設計思想を勉強しよう。
てその設計思想を勉強しよう。手帳は好みなので無理強いはしたくないが、計画作りの勉強だと思えば、この際、一冊投資しても惜しくないはず。

そして、目標を作る前に、今年の手帳を見返しながら我が活動をふりかえっておこう。

私の場合、実に厖大に無駄な時間をつかってきた。
無駄な出張、無駄な移動、無駄なアポイントや無駄なセミナー、無駄な本に無駄な映画、無駄な酒・・・。むだだらけだ。

そしてごく一部だが、とても有益な出張、訪問、来客、セミナー、本、酒などがある。割合は10:1くらいか。

この世は関わりあいによってできているので、関わってみないと有益か無益かは判断しかねるものだ。そして、あとになってから「無駄だ」と分かったのなら、次回から類似ケースは避ければよい。

「やらなくて良かった」「行かなくて良かった」というのは経営者として言ってはならないセリフだと思う。

私の場合は、受け身で動いたり、渋々入れた予定はすべからく無駄に終わっている。「空いてるから」とノリで入れた予定も無駄になりがちだ。
その反面、計画的・主体的に動いたものはほとんど「無駄」がない。

次に年間先行計画を作る。

マンダラ手帳の所定の欄にどんどん意思決定して予定を書き込んでいくのだ。
誰とも約束した予定ではないが、そもそも年間先行計画の書式は、確定予定を書き込む場所ではないので、行動シミュレーションの場だと思って変更を恐れずに書く。

次に月間単位で企画を掘り下げる。今の業務をやるだけでも結構忙しいはずなのに、欲ばってあれもこれもやりたい。
果たしてそれが現実的に可能な日程なのか否かをチェックできるのが月間企画計画だ。

そこから出てきた週単位・日単位の計画を週間行動計画の箇所に落とし込む。
今いるところから未来を見るのではなく、未来から見て、今必要なことを考えるという戦略的な視点を身につけさせてくれるのだ。

このように、計画立案に骨太な思想をもった手帳を使うと、こちらも骨が折れる。平たくいうと”面倒くさい”手帳なのだが、その面倒くささゆえに潜在意識まで我が目標が浸透する。

手順はこのように簡単なものだが、やるのは大変だ。
何度も何度も納得ゆくまで2008年版手帳に目標や計画を書き直しいくから、すでに来年の手帳は三冊目にはいった。
最初の2冊は最初から下書き用としてバンバン書き込んで汚しまくったのだ。そして、今や目標と計画がほぼ固まってきたので、三冊目のこの手帳に清書したわけだ。

最後に、断食道場について。

ここは個室もあるし、大部屋もある。ロビーに無線LANが走っているのでメール環境は困らない。
理想をいえば、部屋で無線LANが使えれば最高なのだが、それは保証されていない。
断食と減量と疲労解消と計画作りを兼ねて、来年は4回ここを訪れる予定を組んだ。さきほど事務局に次回の予約を入れたところだ。

ありがとう、断食道場、ありがとう、マンダラ手帳。

★公的断食施設 五色県民健康村健康道場 http://www.fyu.jp/dojo/

★マンダラ手帳 http://www.myhou.co.jp/index.php