Best of がんばれ!社長  武沢 信行

ベストオブがんばれ社長!社長・経営者を応援する「がんばれ!社長」ベストメッセージ(メルマガ「がんばれ社長!今日のポイント」バックナンバーより選抜公開)

この講演を聞きに行こう!

      2016/05/12

建築家の安藤忠雄さん(73)が一昨日、イタリア大使館から功労勲章「グランデ・ウフィチャーレ章」を受賞した。これは、イタリアの歴史的な建造物にコンクリートの新築部分を組み合わせる作品を手がけ、芸術・文化的財産の保護、再生に貢献したことなどが評価されたもの。

イタリアのみならず、世界の誰もが認める建築家・安藤忠雄さんだが、私にとっては『連戦連敗』、『仕事をつくる』などの書物を通して受ける氏の反骨精神と強い挑戦意欲が印象的だ。高校を卒業し、独学で建築を勉強して今日の地位を築いてこられた。そのスピリッツから学ぶものはとても多い。

そんな安藤さんがかつて、テレビ番組でアナウンサーに「あなたにあるのはハングリー精神か」と聞かれ、次のように答えている。

「いや、世間でいうハングリー精神のようなものはないね。金が欲しいとか、事務所を大きくしたいとかはない。僕は大阪で育てられたから面白い大阪でずっと生きたい」

その安藤さんに、昨年夏、ガンが見つかった。膵臓(すいぞう)と脾臓(ひぞう)を全摘出する必要があると医師に宣告されたとき、さすがの安藤さんでも目の前がまっ暗になったという。しかしトイレに立ち、気を取りなおした。「よし、やってやろう」と赤い闘志が湧きあがってきたという。

医師がさらに告げた。「全摘して生きている人は多いが、元気に働いている人はいない」すると安藤さんは、「だったら僕が最初の元気な人間になってみせましょう」と宣言し、全摘手術を終え退院した今も元気に仕事を続けておられると聞く。(働く時間はかなり減らしたそうだが)

そんな安藤さんのパッションからみれば、いまの日本人の元気のなさが気にかかる。この日本のていたらくぶりを何とか変えていきたいと真剣に考えておられる。元気だけではない。日本人は、誇りまでをも失っているではないか。明治をつくった若者たちは皆とても貧しかったが誇りがあった。希望もあった。だから国中が元気だった。その活力が明治、大正、昭和の発展へとつながっていく原動力になったことを忘れてはならない。

明治維新のころ、志士として活動した若者は約4,000人。当時の国の人口は約3,400万人。つまり人口一万人につき一人の元気な若者がいれば、国は変わるわけだ。いまの日本の人口は1.2億人なので、1.2万人の元気な若者が立ち上がれば、国は一変するはず。

いまとなれば、安藤忠雄さんのライブ講演は大変貴重なものになっている。安藤さんのホームページをみるかぎり、今決まっている講演会は4本のみ。そのうち1本がすでに満席(三重県、1,500名)。1本はクローズドのイベントである。従って、北海道建築士会の講演と3月のこちらの大阪講演だけが誰もが参加できる講演会となっている。

これは行かずばなるまい。

3/19(木)大阪
「夢かけて走れ!」あなたも安藤忠雄氏の肉声に触れよう
http://goo.gl/zXQQuJ
会場で本までもらえるそうだ。

この貴重なイベントを企画したのは株式会社エックスラボの藤 勝行社長(33)。打合せの様子をこう語る。

「安藤先生が今の若者や経営者に、もっとこうしたら良いのに、もっとこういう経営や考え方をしたらいいのに、と言われるお話しの数々がとても勉強になりました。それをこの講演でもお話しいただきます」

藤社長もお若いながら相当の苦労人である。4年前に会社を倒産させている。「このままでは終われない」と二つ目の会社を立ち上げるにあたり、以前の失敗を教訓にした。損益分岐点の低い経営をしよう。一人あたりの売上や粗利益の高いビジネスをしようと考え、インターネット関連ビジネスを立ち上げた。初年度の売上は2.5億円、二年度は5億円、そして今年の三年目で10億円が射程圏に入ってきた。しかも実質上、藤社長ひとりでそれをやっているというからすごい生産性である。関連グループを加えると、わずか10人ほどの社員で30億円以上を売り上げる企業グループを作ってきた。

そんな藤社長の経営の秘訣も聞ける。安藤忠雄さんの講演ともども、楽しみなイベントである。大阪の方はもちろん、遠方の方にもおすすめしたい。

3/19(木)大阪
「夢かけて走れ!」あなたも安藤忠雄氏の肉声に触れよう
http://goo.gl/zXQQuJ

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