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昨日号余話

久しぶりに10通を超えるメルマガ反響があった昨日号。

外国からはタイのNさん、京都のTさん、福岡のKさん、山口のIさん、東京のOさん、愛知のGさん、石川のNさん、などたくさんのメールを頂戴しました。

「がんばれ社長!」昨日号↓
http://www.e-comon.co.jp/magazine_show.php?magid=1816

京都のTさんは、「謙虚」なのも良いが過小評価するのも良くない。それより真摯さの方が必要ではないか、と次のようなメールが。

・・・
(前略)
今日のメルマガに出てきた占い師さんの話はとても共感しました。そういう意味でも、能力がある人がやたら自慢するのは鼻につきますが、自身で過大評価や過小評価せず、そのままの現実を受け入れるならば、爪を隠さないことも、真摯さではないかと思います。
・・・

また、福岡のKさんは

・・・今、メルマガ拝見しました。うーん、すばらしい。
これ、どのくらいの時間で書き上げたんでしょう。謙虚とか長所とか、その手の文章はあちこちで目にしますが、今日の「新説」?には唸りました。
・・・
と最大級にほめちぎって下さいましたが、私としてはこの原稿、普段よりも短い1時間程度で作っているのです。

もちろん、原稿を書き始める前から頭の中でいろいろと組み立てを考えているので、それらを含めれば2時間程度。
やっぱり大切なことは、原稿作りに費やす時間数よりも素材の良し悪しですね。料理と一緒で、選ばれた食材があれば、多少料理人の腕前がヘタでも美味しく作れます。

昨日号の場合は、65才の男性占い師さんのひと言が食材だったわけで、私はそれを「謙虚」という概念と結びつけたわけです。

脳内でそうした一瞬のひらめきを得た時、キーボードに向かう勢いが生まれます。

もちろん文書を作っているときに、新たなひらめきを得ることもあります。何かを書き始めている最中に、より大きなひらめきを得るのです。時には、当初の意図を変更してでも、その新たなひらめきを文字にします。

たまには、最初から最後までひらめかない時があります。そうした時は、多少苦しくても力業で土俵際まで相手を押し出すしかありません。いわゆる、押し出しや寄り切りですが、そうした力相撲の時には読者から反響が来ません。

最後に、

「これはすごいことを書いた。きっとたくさんの反響が来るぞ」と思って書いた時、まるで何もこない時は拍子抜けします。

その逆もあります。どちらかというと、昨日号は反響が来るとは思っていませんでした。

つまり、自分の思いと読者の思いとイコールではないということです。

・これはスゴイ!
・きっと売れる!
と思ってもその通りにならず、

・こんなのも作ってみました
・こんなことを始めました

と肩の力を抜いて発表したものがヒットするということも多いのです。