Best of がんばれ!社長  武沢 信行

ベストオブがんばれ社長!社長・経営者を応援する「がんばれ!社長」ベストメッセージ(メルマガ「がんばれ社長!今日のポイント」バックナンバーより選抜公開)

鳥取県中小企業青年会研修を終えて

      2016/05/12

2/20(金)朝、いつものようにスターバックスでコーヒーを買う。

「この領収書を持っておかわりにお越しくださいね」と馴染みの店員。レシートを受け取りながら私が「今から鳥取に行くんだけど」と言うと店員は、「うわあ、鳥取ですか。微妙ですね。どうだったかなぁ」と首をかしげている。「鳥取にスタバはないが、砂場(砂丘)はある」と知事が言って話題になった。日本で唯一スタバがなかった鳥取に、もうすぐスタバができる。それが2014年のことだったのか、今年に入ってからのことなのかは店員も知らないようだ。

その話を鳥取県倉吉市でひらかれた講演会の冒頭でしたところ、事情通の方が「鳥取駅の前に今年出来るはずです」と教えてくれた。やはり鳥取にスタバのレシートを持ってきてもまだおかわりはできないのだった。そのかわりというべきか、鳥取駅の真ん前には「砂場コーヒー」という店がオープンしていた。知事の発言を受けて開店したらしく、たくましい商魂である。アイデア旺盛な経営者とみえてすでに人気店になっていた。どうせなら「スナーバックス」とかにして欲しかったが、争い事は避けようということだろう。
http://tabelog.com/tottori/A3101/A310101/31003905/

鳥取県は東西に広がっており、県内では東部(鳥取)、西部(米子)、中部(倉吉)に分けて管理している。以前はそれぞれの地区の意見が合わず対立もあったそうだが、若い経営者が鳥取全体で結束した。そうした音頭をとってきた鳥取県中小企業青年中央会の和田会長が以前から「がんばれ!社長」をお読みになっていたことから実現した今回の研修会。

18時から21時までの研修会をどのように運営するのがもっとも効果的か、というところからご相談に乗らせていただいた。それがそのまま形になった研修会が見事に成功したわけで、幹事ともども自分のことのようにうれしい。

2/20(金)18時。場内には90名ほどの経営者が集まっていた。私のことを知っている人は幹事の数名だけ。あとは「聞いたことがない」という状況のなかで90分の基調講演を行った。私に与えられたテーマは『良い会社に良い習慣あり』~社長を変え、社員を変え、社風を変える~ というもの。

講演のあと30分間グループワークしていただき、最後の30分で討議内容の発表と総括を行った。閉会時にはアンケートをお願いしたところ、83名の方から回答協力を得た。

アンケートの質問は二つ。

1.あなたは今回の研修会の内容をどの程度大切な友だちに話したいと思いましたか。10点満点でご回答ください。
2.その点を付けた最大の理由をお書き下さい。

結果はこうなった。
・10点、9点(「推奨者」と定義)…23名(27.7%)
・8点、7点(「中立者」と定義)…44名(53.0%)
・6点未満(「批判者」と定義)…16名(18.3%)

NPS は27.7ー18.3で9.4ポイントとなった。

定例開催している経営セミナーや合宿では NPS が60ポイント以上になるが、今回の9.4ポイントというのは圧倒的に低い点数である。しかし、もともと私のことを誰もご存知ないところに出向いての点数なので、自分では仕事をやり切った爽快感の方が強い。

翌日、和田会長と三嶋幹事にご案内いただき、タグが付いた松葉ガニを食べさせてくれる名店に行った。11時30分の開店と同時に満席になり「一時間待ち」となる店だ。『旬魚たつみ』という。
http://tabelog.com/tottori/A3101/A310101/31002019/

松葉ガニを焼いていただいたのだが、繊細な身の甘さとミソの濃厚さを混ぜていただく料理の妙に感動した。お店のオーナーのご主人が元漁師。船頭さんには顔が利くそうで、特別にお願いして蟹の足を船で干してもらう。乾燥したその足を火であぶり、日本酒に付けて出す。ふぐのひれ酒ならぬ蟹の足酒は時間の経過とともに蟹のダシが利いて至福の一品。ここでしか味わえないお酒だろう。

「夜にお越しになれば11,000円で朝どれの松葉ガニのフルコース料理をお召し上がりいただけます」と奥様。

名古屋で同じものをオーダーしたら2倍は下らない。いや、同じものが手に入るかどうか。目の前は日本海。民宿も多いのでここで夕食をいただき、近所で泊まられる旅行者も多いそうだ。わずか7年前に奥様が始めたこの店が今、鳥取でも屈指の蟹料理店になった。その理由は蟹の美味しさとお値段の手ごろさ。それに奥様自身が山間部の出身だけに海の幸の素晴らしさに今でも感動しまくっておられるのがお客に伝わるのだろう。

お近くに寄られた際には是非おすすめしたい。

「武沢さん、どうやって帰られます?コナンからですか?」
「コナン?」
「ええ、鳥取砂丘コナン空港です」
「なにそれ?」
「ご存知ないですか?」
「はい。知りません」

今年、鳥取空港の名称が正式に鳥取砂丘コナン空港に決まった。正式には来週(3月1日)からだそうだ。幹事の三嶋さんいわく、「コナンだけに、連日事件が絶えない空港にならねばいいのですが」と笑う。おそらくこの空港が舞台となったコナンの映画ができるだろう。

そういえば、同じ鳥取の境港市には「米子鬼太郎空港」がある。日本を代表する漫画家を輩出した鳥取県の自負が空港名に表れている。
http://www.nnn.co.jp/news/150104/20150104004.html

それでもまだアピールが足りないと鳥取県民の多くは思っているようで、「武沢先生、月曜日のメルマガでは鳥取のことを大いにアピールして下さい。それを期待してここの蟹代はこちらがもちますから」と幹事のお二人。
ご馳走になった手前、しっかり鳥取ネタを書かせていただいた次第だが、我ながら随分偏った鳥取レポートになっている気がしないでもない。

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